欅坂46『SHOWROOM』個人配信スタートの衝撃 新たに打ち出したグループの魅力とは

 乃木坂46と欅坂46の“坂道シリーズ”が、ライブ配信プラットフォーム『SHOWROOM』にて個人配信をついにスタート。6月28日、29日の配信が話題を呼んでいる。

 SHOWROOMはスマートフォン・PCでアイドル、タレント、一般人などの配信を楽しめるプラットフォーム。これまでAKB48グループでは、2016年に行なわれた『AKB48 45thシングル 選抜総選挙 × SHOWROOM』が好評を博し、この企画を通して中井りか(NGT48)などの新たなスターが登場したことも記憶に新しい。その後、総選挙限定だった各メンバーの個人配信やレギュラー番組『AKB48の君、誰?』のスタート、ラジオ番組『AKB48のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)ではライブ動画配信でユーザーに新たな楽しみを提供するなど、並行して使用していたブログ、Twitter、755、InstagramなどのSNSとは違った魅力をSHOWROOMにて打ち出してきた。

『真っ白なものは汚したくなる』(TYPE-A)
欅坂46『真っ白なものは汚したくなる』(TYPE-A)

 48グループは元来より、多数のSNSを並行して使用しながら発信してきた一方で、坂道シリーズは露出を極端に絞り、個人のSNSは755、ブログ、モバイルメールが基本で、ほかはグループの公式アカウントのみといったものだった。しかし、乃木坂46は3期生のオーディションを、欅坂46はけやき坂46メンバーのオーディションをそれぞれSHOWROOMで行なったり、最近ではMV鑑賞会やアルバムリリース発表を記念した配信が好評だったこともあり、満を持しての個人配信スタートというわけだ。

 配信初日となった28日は、けやき坂46の加藤史帆と佐々木久美の“きくとし”ペアと欅坂46の石森虹花が登場。加藤と佐々木は冠番組『欅って、書けない?』で披露していた某CMのパロディを披露したり、各メンバーのモノマネなどで盛り上がると、石森の配信はスタートから大量のユーザーが殺到し、部屋を片付けた話や動物好きキャラならではの“犬”トークなど、ユルい雰囲気で盛り上がるなか、総合プロデューサーの秋元康氏本人も降臨するなど、大きな話題を呼んだ。

 29日もけやき坂46メンバーによる配信が行われた。齊藤京子が相変わらず「ラーメン大好きキャラ」を打ち出して、独特の声で安定感のある配信を行なったかと思えば、影山優佳はユルくキュートな配信を展開。高本彩花・東村芽依ペアは同じ服の色違いを着たおそろいコーデで配信し、中盤では長濱ねるがすっぴんで登場するというSHOWROOMならではのサプライズも繰り広げられた。

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