香取慎吾、『スマステ』最終回で「新しい地図」に言及「みなさんと新しい地図を描いていけたら」

 9月23日に香取慎吾がMCを務める『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)が最終回を迎えた。

 『SmaSTATION!!』は、「21世紀の、まったく新しいニュースエンターテイメント。」をテーマにした生放送の情報・教養バラエティ番組。恒例となっているテレビ朝日7階屋上からのオープニングトークでは、この日も東京タワーをバックにスタート。「今日もいつも通りにと思ったんですけど、驚きのサプライズが。東京タワーさんのご好意で、東京タワーが『SmaSTATION!!』カラーになってます、今」とブルーに発光する東京タワーに向かって振り返り、喜びを露わにする。「信じられない! 僕の大好きな東京タワーがスマステカラーに。ノッポン君ありがとう! なんだよ、これ、マジかよ。夢が叶っちゃったよね!」と興奮した様子の香取であったが、「やべ、いかないと」と冷静になった香取は番組の特集「最新行列グルメ待ち時間ランキング」をコールし、「東京タワーありがとう! 大好きです! それでは『SmaSTATION!!』スタートです」と番組を開始した。

 ゲストは、香取と公私ともに仲の良い山本耕史。番組にも過去6回登場している。「今日来てくれてありがとうございます」と香取が感謝を告げると、山本は「君が呼んだからね」と返す。それに香取は「そればっかりじゃないですか。もっと他のコメントないのか」と仲の良さを垣間見せスタジオを和ませた。番組終盤では、山本の手を香取が強く握り「最後のゲスト山本さんで本当嬉しかったです。ありがとうございました」と熱い抱擁を交わす。香取と共に長年MCを務めてきた大下容子アナウンサーが「香取さん、時間があるようなので少しお話をしませんか」と言い、画面下には「コノアト SmaSTATION!! THE LAST」の文字が。

 「『いままで』『いま』『これから』」をテーマに、ナレーターの小林克也が顔出しで登場するなどスペシャルなトークを展開。懐かしの「ベラベラステーション」を振り返るなどをしながら、「今度は2時間番組をやりましょう」と小林が提案し香取を驚かす一幕もあった。スタジオに香取と大下2人になると、少し緊張した間が空き、大下が番組にたくさんの番組存続に関する電話やメールが届いたことを伝える。香取は番組終了について、「『SmaSTATION!!』が終了っていうのが新聞に載ったっていうのを聞いて、『え、終わっちゃうの』と思ってたんですけど、8月12日かな。プロデューサーから終わりますというのを聞いて。その後の6回、7回はあっという間でしたね。今日を迎えちゃって。残念ですよ。ずっと続けたかったし、視聴者のみなさんにも、スタッフのみなさん、大下さんにも、どこか新しい道を選んで、進もうと思ったことで、みんなでどこまでも続けたいと思ってたスマステが終わってしまうことに、みなさんに申し訳ないなという思いです」と今の心境を吐露した。続けて香取は「この16年『SmaSTATION!!』という番組をやらせてもらったことで、僕、香取慎吾を形成した一つだと思うので感謝してます」と699回にわたる出演に感謝の意を述べた。

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