AKB48 チーム8 早坂つむぎが卒業を惜しまれる理由 グループ唯一の“クールキャラ”が残した功績

 AKB48 チーム8の早坂つむぎ(山形代表)が3日、秋葉原のAKB48劇場で開催された結成4周年記念公演でグループからの卒業を発表した。

AKB48『ジャーバージャ』Type E

 昨年12月から1カ月ほど体調不良で活動を休止していた早坂。1月8日に復帰を果たしたのも束の間、今回の突然の卒業発表にファンやメンバーも動揺の色を隠しきれない。同公演で早坂は卒業の理由として、「他のメンバーに比べて愛きょうとか、かわいらしさがなくて、アイドルらしくないし、苦手な部分がたくさんあった」と自身の性格とアイドル活動のギャップに葛藤していたことを告白している(参考:ORICON NEWS)。

 2014年から約4年、チーム8として活動を行ってきた早坂は、グループにとってどんな存在だったのか。AKB48 チーム8設立以来、グループの活動を見守ってきたジャーナリストの佐藤仁氏は、彼女の卒業について次のように語る。

「早坂さんはコアなファンが多かった印象があり、今年1月から始まった『AKB48 Team 8 ×週刊少年マガジン』表紙争奪戦という企画では、坂口渚沙さんや横山結衣さんといった人気メンバーのいる激戦区で見事代表の座を勝ち取りました。それだけ多くのファンが早坂さんの復帰を祝福しており、これからの活躍にも十分期待していたと言えます。休業から復帰して、まさに“これから”というタイミングで卒業を発表したので、残念に思っているファンは多いでしょう」

 アイドル活動に対して「苦手な部分がたくさんあった」と語った早坂だが、バラエティ番組『AKBINGO!』(日本テレビ)はじめ、トーク力に定評があったと佐藤氏は振り返る。

「チーム8で唯一の“クールキャラ”だった早坂さんは『AKBINGO!』でも目立つ存在でした。特にウーマンラッシュアワーの村本(大輔/番組MC)さんとの絡みは視聴者の間でも評判で、彼女のテレビでの活躍がチーム8の認知度向上にも繋がっていました。ただ意外とおしゃべり好きという一面もあり、劇場公演でも明るく元気な笑顔とパフォーマンスが印象的で、そんなクールキャラとのギャップもファンの間で人気でした」

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