松田好花、濱岸ひより、渡邉美穂……けやき坂46 2期生、バラエティで注目のメンバーは?

 けやき坂46(通称:ひらがなけやき)の冠番組『ひらがな推し』(テレビ東京)と、『KEYABINGO!4 ひらがなけやきって何?』が4月にスタートしてから早1カ月。『ひらがな推し』では4週に渡って各メンバーのプロフィールがしっかり紹介され、『KEYABINGO!4』では1期生と2期生の対抗戦がオンエアされた。どちらの番組もメンバーの知られざる個性や魅力を浮き彫りにしており、特に2期生はこれまでメディア露出が少なかっただけに、番組きっかけで認知度を高めたメンバーも少なくない。

欅坂46『ガラスを割れ!』(初回限定盤Type-C)

 まず、両番組で月間MVP的な活躍ぶりを見せたのが2期生の松田好花。『KEYABINGO!4』の第1回目の放送では、ドッジボールで敗れた罰ゲームとして“クッキー風メイク”に挑戦。このメイクは芸人のクッキー(野性爆弾)のネタであり、顔面を白塗りにして、歯茎が飛び出た入れ歯を装着するという、非常にインパクトの強いもの。アイドルらしからぬ衝撃的な姿を披露してしまったものの、スタジオに大きな笑いを起こし、はやくも番組に爪痕を残した。

 また『ひらがな推し』では、「バレエを踊りながら芦田愛菜が言いそうもないことを言う」という特技を披露。バレエ歴15年の松田が「マル・マル・モリ・モリ!」の音楽に乗せて華麗にダンスを踊り、そこから芦田愛菜の声真似で「ケータリングがしょっぱいの!」と一言。本格的なバレエとモノマネのギャップが面白く、MCの若林正恭(オードリー)も「思いのほか面白いと思っている自分がいるな。スゴいナメてる感が良いよね」と賞賛。結果、若林が印象に残ったメンバーとして松田の名前をあげ、番組の締めでも同じネタを披露していた。

 『MARQUEE Vol.125』のインタビューで、クラシックバレエを15年間やってきたおかげで、他のメンバーよりも大きなステージに慣れていると語っていた松田。バレエで培われたメンタル面の強さはアーティスト活動だけでなく、バラエティ番組でも活かされている印象だ。また、特技として和太鼓やギターも演奏できるなど、多彩な面も彼女の魅力のひとつ。笑いのセンスもあるため、これから番組を盛り上げるキーマンになっていくのではないだろうか。

 2期生最年少の濱岸ひよりも、持ち前の妹キャラを発揮し視聴者の注目を集めていた。特技として行った指スマ(親指を立てた数を当てるゲーム)では、先行後攻を決めるジャンケンで負けたにも関わらず、「じゃあ、私からでいいですか?」とマイペースにゲームを進行。しかし、負けそうになると「やだやだやだ」と嘆き、自分が有利になるとカメラに背中を向けて全力でガッツボーズするなど、憎めない自由さと可愛さで地味なゲームを大いに盛り上げていた。ラジオ『ゆうがたパラダイス』(NHK-FM)で小坂菜緒と渡邉美穂が濱岸のキャラを紹介した際に、渡邉は「(スタイルが)ホントに良い!でも一番赤ちゃんだよね」と解説。濱岸と同い年の小坂でさえ、「赤ちゃん。めちゃめちゃ子ども」、「何か甘やかしたくなっちゃう」とコメントしていた。欅坂46には表立った妹キャラがいなかっただけに、なおさら濱岸には大きな期待を寄せてしまう。

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