乃木坂46 山下美月、与田祐希、梅澤美波、久保史緒里……3期生メンバーの躍進を解説

 乃木坂46 3期生メンバーは、今年9月4日で初お披露目から2年を迎える。

乃木坂46『ジコチューで行こう! 』(TYPE-A)

 3期生は、乃木坂46にとって3年ぶりの追加メンバーということで発表前から注目されており、デビュー当初から爆発的な人気があった。これまでのグループにはあまり見られなかった3期生のみでのライブイベント出演をはじめ、2017年2月には乃木坂46の登竜門である『3人のプリンシパル』を上演。同年5月には3期生の初単独ライブが6日間に渡り行われ、全8公演、延べ6400人を動員し、様々なメディアで大きく取り上げられた。3期生の初楽曲「三番目の風」はライブでも非常に人気のある楽曲で、タイトルが示す通り、彼女たちに吹く追い風は人気を確固たるものとしていく。

 その一つの象徴が、2017年8月にリリースされた18thシングル『逃げ水』で、大園桃子と与田祐希がダブルセンターに抜擢されたこと。20thシングル『シンクロニシティ』では、与田と大園に加え、山下美月、久保史緒里が初選抜入り。そして、最新の21stシングル『ジコチューで行こう!』では、新たに梅澤美波、岩本蓮加が初選抜入りを遂げている。3年目を目前に、乃木坂46を代表するメンバーとして、3期生は名実ともに成長著しい活躍を見せている。

 2018年に入り、3期生は個人としても様々な分野で活躍。山下は、女性ファッション誌『CanCam』の専属モデルに抜擢された。過去には卒業生の橋本奈々未、現役では松村沙友理に続くメンバーだ。壁への偏愛を持つ山下は、今年7月に『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ系)にゲスト出演。ビートたけしから「あの娘、大丈夫な子なの?」と心配されるなど、番組に爪痕を残した。さらに、バナナマンがMCを務める『ソノサキ ~知りたい見たいを大追跡!~』(テレビ朝日)にも出演。山下が好きだと言い続けている、えんがわとフラミンゴの“ソノサキ”をVTRで追跡。ほかにも、最新号の『週刊少年マガジン』の表紙を飾り、10月に公開となる映画『日日是好日』への出演など、多岐にわたるジャンルで活躍している。現在、3期生で最も勢いのあるメンバーと言っても過言ではない。

 3期生で唯一、写真集『日向の温度』(幻冬社)を出しているのが与田。今年1月に放送された連続ドラマ『モブサイコ100』(テレビ東京)への出演も話題を呼んだ。与田は、『週刊少年サンデー』最新号の表紙を飾っており、『週刊少年マガジン』表紙の山下と仲良く陳列されたコンビニ、書店の様子は乃木坂46の人気を知らしめる一つの指標と言える。ちなみに、与田も先日、バラエティ番組『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京)にソロでゲスト出演。価格が億を超えるジャガーのコートを羽織り、“悪そうな女”を演出することでスタジオの笑いを誘った。愛らしくナチュラルなリアクションは、バラエティ番組で今後重宝されるかもしれない。

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