Hey! Say! JUMP有岡大貴、高木雄也、八乙女光に萌える人続出! 『孤食ロボット』の可愛らしさ

 「なにこれ、このアンドロイド欲しい……」。6月19日に放送スタートとなった『孤食ロボット』(日本テレビ系)を観て、思わずそうつぶやいてしまった人は少なくないはずだ。

 『孤食ロボット』は、岩岡ヒサエの漫画が原作となっている作品。食品総合会社「◯×フードカンパニー」の加盟店で会計ポイント3000ポイント貯めると、引き換えに体長25cmの手乗りアンドロイドが景品としてもらえる。対象は、“孤食”になれてしまっている単身者のみ。そのアンドロイドは、持ち主の食と健康をサポートしてくれるというスグレモノ。時に料理のレシピや豆知識なども教えてくれる“使えるヤツ”だ。そのアンドロイドをHey! Say! JUMPの有岡大貴・高木雄也・八乙女光が演じている。

 有岡は可愛らしさ設定4〜5歳で無邪気な性格の「ムジャキ」、高木はガキ大将のようででありつつもご主人様を想う「ヤンチャ」、八乙女は執事のように物腰柔らかで上品な「オットリ」を演じる。19日に放送された第一話では、3人が店で充電されているシーンから登場。充電完了後、3人の会話の中でキャラクターをしっかり見せ、ムジャキとご主人様である高木希巳(三倉茉奈)のストーリーが展開された。「1週間のお試し期間だけでも!」と頼み込んで希巳のもとへ行ったムジャキは、甲斐甲斐しく食事のサポート。「寝ている時の体温が高い時は、消化が良く栄養価が高いバナナが…」「日光にあたると、体内でビタミンDが生成され、カルシウムの吸収を助けてくれるんです」など、一人暮らしの女性に役立ちそうな豆知識を教えてくれたり、卵粥の作り方をサポートしてくれたりしていた。

 そんなありがたい存在のアンドロイドたちは、とにかく可愛い。「ポケットに入れて持って帰りたい」を地でいく存在である。体長25cmというサイズもそうだが、有岡・高木・八乙女の演技も可愛らしさを作る要因になっているのではないだろうか。たとえば有岡の場合、いつもより若干声が高く、ぶりっこ喋り。動作も小さい子供のような動きで、母性本能がくすぐられる。高木は自身を活かしたやんちゃなキャラでありつつもプーっと口を膨らませるなど、どこか子供っぽさが感じられる演技だった。八乙女は、演技の振り幅がさすがであった。『ダークシステム 恋の王座決定戦』(TBS系)の時のような、ちゃらんぽらんな演技とは正反対の丁寧でおっとりした演技を見せている。まさに「THEミニ執事」といったところだ。

 そしてこのアンドロイドの役どころは、Hey! Say! JUMPにとってもこれまでにない新境地だろう。Hey! Say! JUMPには演技をしているメンバーが多い。山田涼介や中島裕翔のように本格的に演技の仕事をしているメンバーもいれば、伊野尾慧や知念侑李のように良い味を出す隠れた名優的存在のメンバーもいる。様々な作品に出演しているが、そのほとんどが王道ドラマ・映画の役であった。しかし『孤食ロボット』で演じるアンドロイドは、限りなくアニメに近いと言える。このデフォルメされたキャラクターに挑戦することで、Hey! Say! JUMPの仕事の幅も広がっていくのではないだろうか。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる