坂口健太郎のピアノ演奏を大竹しのぶが絶賛 『ごめん、愛してる』舞台挨拶レポ

日曜劇場『ごめん、愛してる』舞台挨拶レポ
吉岡里帆

 本日7月4日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて、日曜劇場『ごめん、愛してる』(TBS系)のプレミア試写会が行われ、主演の長瀬智也をはじめ、吉岡里帆、坂口健太郎、大竹しのぶ、池脇千鶴、大西礼芳が舞台挨拶に登壇した。       

 日曜劇場『ごめん、愛してる』は、7月9日よる9時からスタートする連続ドラマ。2004年に韓国KBSテレビで放送された同名ドラマを基に、舞台を2017年の日本に置き換えたラブストーリーだ。母に捨てられ、これまで誰にも愛されてこなかった律が、ふたつの三角関係に翻弄される模様を描く。

 初めの挨拶で大竹が、「お話は切ない愛の物語ですが、現場は長瀬くんを中心にバカなことばかりしています。スタッフさんもアホばかりで(笑)」と冗談を飛ばし、会場を沸かせた。続けて「長瀬くんが盛り上げてくれるので、強行スケジュールの中ですが、みんな仲良く明るく撮影していいます」と、座長である長瀬がムードメーカーとなり、現場がいい雰囲気であることを明かす。

 同ドラマでは、吉岡演じるスタイリストの三田凛華が着ているファッションも注目ポイントのひとつだという。吉岡が「等身大の衣装をいっぱい着させていただいているので、スタイリストさんに感謝ですね」と、様々な洋服を身に纏える楽しさを語ると、長瀬は「最近の若い女性の間では、ああいうパンツスタイルが流行っているんですかね? ドカンみたいなやつ」と疑問を口にした。それに対し、吉岡は「劇中で、私はワイドパンツしか履かない役で、律(長瀬智也)と初めて出会うシーンが完全にボンタンなんですよね。ワイドパンツ流行ってますよね?」と最近の流行であることを説明。だが、長瀬は「男にはドカンにしか見えない」とバッサリ斬り捨て、会場を笑いで包んだ。

 アイドルピアニストの日向サトル役を演じる坂口は、演奏シーンについて本当にピアノを弾いているのかと尋ねられ、「演奏してますね」とコメント。「僕は保育園児の頃に2年間くらい(ピアノを)習っていたのですが、楽譜も読めないので、今回いちから教わって挑みました。ホテルにピアノを持ち込んで、時間があったら練習していましたね」と役作りのためにピアノを猛練習したことを明かした。

 それを聞いた吉岡は「今朝、坂口さんは天才発言されてましたよね」と暴露。「難しい曲しか弾けないって、今朝おっしゃってました」と続けると、坂口は「先生がピアノを教えてくださる様子を上から映像で撮って、それを観て覚えていたので。そうすると、逆に簡単な曲が全く弾けなくて……」と難しい曲しか弾けない理由を明かす。それを聞いた長瀬は「天才発言ですよ、これが」とツッコミを入れ、会場をドッと沸かせた。

 そんな坂口だが、本当に弾けなくて苦労したことが一回だけあったと振り返り、「弾けないからもう嫌だと思って鍵盤に頭をガンってぶつけたら、そのまま寝てたときがありました」というエピソードを披露。また、サトルの母で元・一流ピアニストの日向麗子役を演じる大竹は、「1話で演奏したのは、プロの人もなかなか弾けない曲らしいのですが、私はなぜか弾けました。なんでこんな弾けちゃうんだろう……って(笑)」と声を弾ませた。そんな大竹でも坂口のピアノの腕前には叶わないと言い、「本当に健太郎くんはすごいです。何で弾けるのかが私にはわからないですね」と絶賛。

坂口健太郎、大西礼芳

 最後に長瀬が、「主にここにいるメンバーで、この『ごめん、愛してる』の愛を最後まで表現していきたいと思ってます。ぜひ、この夏は涙で身体を冷やしていただきたい」と締めくくり、会場を後にした。

(取材・文・写真=戸塚安友奈)

池脇千鶴、大竹しのぶ
吉岡里帆、坂口健太郎、大西礼芳
吉岡里帆、坂口健太郎、大西礼芳
(左から)池脇千鶴、大竹しのぶ、吉岡里帆、坂口健太郎、大西礼芳

■放送情報
日曜劇場『ごめん、愛してる』
7月9日(日)スタート 毎週日曜よる9時(初回は、よる10時19分までの25分拡大)
原作:韓国KBSドラマ『ごめん、愛してる』(脚本:イ・ギョンヒ)
脚本:浅野妙子
プロデュース:清水真由美
出演:長瀬智也、吉岡里帆、坂口健太郎、大西礼芳、大智、山路和弘、草村礼子、六角精児、池脇千鶴、中村梅雀、イ・スヒョク、大竹しのぶ
製作:MMJ、TBS
(c)TBS

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