吉沢亮の笑顔がドン底の波瑠を救う 『サバイバル・ウェディング』“柏木王子”が大反響!

『サバ婚』吉沢亮の王子様に大反響

 『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系)の第2話放送前から番組公式SNSは大きな盛り上がりを見せていた。Instagramでは公式アカウントに加え、ブルゾンちえみ演じるriz編集部・チエリのアカウントを開設。“ヘルシーかつインスタ映え”が鉄則のrizメシシリーズや打ち上げの様子など、本編と連動した写真をブルゾンちえみが撮影、投稿をしている。

 そして公式Twitterでは第2話から本格的に登場する吉沢亮の期待値が見て取れる。第1話の放送後に投稿された着ぐるみを着た吉沢の写真は18,000いいね、第2話直前に投稿された吉沢亮と波瑠の約6秒の動画もたちまち100,000いいねを超え、大きなバズを引き起こした。

 そんな吉沢が演じる柏木祐一は大手の広告代理店に務めるエリート。爽やかで頭の回転も早く、同僚からは“柏木王子”と呼ばれるほどだ。元恋人・石橋和也(風間俊介)と再び関係を持ってしまいドン底の黒木さやか(波瑠)も、柏木のフレッシュさには新たな恋の予感を感じてしまう。

 しかし所詮は仕事の打ち合わせをしただけの仲。会話をもたせるので精一杯のさやかだったがそこに柏木が「また会えてよかったです」と笑顔を向けた。フェスでさやかが弁当をあげた相手が柏木だったのだ。柏木の何気ない「小銭は大事です」という一言にまでときめいてしまっているさやかは、恋人を失い、無茶な仕事を押し付けられるという現実に相当弱っているようだ。

 そこから会話が弾むようになった2人だが、風邪気味だったさやかはうっかり柏木の肩にもたれかかって居眠りをしてしまう。そして席を立ちよろけてしまったところを受け止められるというお決まりのイベント。通常ならときめく場面だが、支えられた腕の太さを気にしてしまうあたりがこのドラマの緩急だろう。コミカルな部分を挟むことでいいテンポ感が生まれている。これはこのシーンのみならず、第1話と第2話全体を通して言えることだ。

 第2話のメインは“さやかの出会いと別れ”と言える。“出会い”は先に述べた柏木とのシーン。そして“別れ”は宇佐美編集長(伊勢谷友介)の言葉に胸打たれたさやかが、和也と決別するべく断捨離を行うシーンだ。

 宇佐美との約束を守らず和也と再び関係を持ってしまったさやか。宇佐美はそんなさやかを呼び出し、ルイ・ヴィトンを例に出した。「偽物を買うなという注意喚起の新聞広告を出した」「160年を超える歴史の中で一度もセールをしたことがない」と自らのブランドを愛し、大事に守っていくように「お前自身が愛を注いでやらないでどうする。自分を愛せ」と珍しくシリアスな口調でさやかに語った。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる