松本まりか、萩原みのりら、渡辺紘文監督最新作『普通は走り出す』に出演 特報映像も公開

『普通は走り出す』に松本まりから出演

 渡辺紘文監督最新作『普通は走り出す』の特報映像が公開され、メインキャストとして松本まりかや萩原みのりが出演していることが明らかになった。

 これまでに『そして泥船はゆく』『七日』『プールサイドマン』『地球はお祭り騒ぎ』と、東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門(旧:日本映画・ある視点部門)に4度の入選を果たし、『プールサイドマン』が同映画祭・日本映画スプラッシュ部門にて作品賞を受賞した渡辺監督の最新作となる本作は、吉田靖直率いるトリプルファイヤーの楽曲から着想を得て作り上げられた、映画制作に悩み苦しみ毒を吐き続ける映画監督の日常を描いた物語。

 今回メインキャストとして出演が発表されたのは、松本と萩原のほか、古賀哉子、ほのか、 加藤才紀子、永井ちひろ。また、本作は「MOOSIC LAB 2018」長編部門にエントリーされており、11月17日から12月14日の開催期間中に上映される予定だ。さらに、11月17日には、ロケ地でもある栃木県小山市で開催される「第11回おもいがわ映画祭」でも上映が決定している。

映画『普通は走り出す』特報

 公開された特報映像では、トリプルファイヤーの楽曲をバックに、モノクロの映像とクレジットが映し出されている。

 あわせて、キャスト陣と渡辺監督からのコメントも公開された。

コメント一覧

松本まりか

この作品の一部になっている。渡辺兄弟というとんでもない存在と出来上がった作品を前に、その“事の重大さ”に言葉を失っています。せめて私がフランス女優だったらと、妄想がやみません。すごい映画!

萩原みのり

最初から最後まで何度も声を出して笑ってしまった。
なのに家でお風呂に入ってたらふと笑えなくなって、他人事ではないことに気づいた。
すっきりするし苦しくなる不思議な映画体験でした。とにかくわたしはまた渡辺さんの映画に出たいです。

古賀哉子

この映画は渡辺監督が自ら主演をされていて、平成最後の夏での渡辺紘文ワールドを覗き見しているような作品です。
私が一番好きなシーンは、私が働く喫茶店に渡辺監督宛の手紙が預けられるのですが、その手紙は本当に渡辺監督に届いた実話ということで(笑)ぜひ注目して見て頂きたいです!

ほのか

初めての映画出演で、わたしは歯科医の役をやらせていただきました。歯科医は賢い印象があるので、その反対の私は演じるのが大変でした(笑)。
『普通は走り出す』はモノクロ映画なのでとても新鮮で、見れば見るほど作品に吸い込まれていくような感じがしました。わたしの中で映画監督の日常は少し謎めいたところがあったけど、作品を見ると良い意味で、“同じ人間なんだ”と安心しました。クスッとつい笑ってしまうような場面が多いので楽しんで見てもらえるはずです!

永井ちひろ

「普通は走り出す」
「普通は走り出す」
「普通は」?
じゃあ大田原愚豚舎やトリプルファイヤーはどうするんだろう。両者が作るものは「普通」ってものをペイっ!と揺るがす。マスコミや社会が作った幻想の「普通」「夢」「成功」「失敗」なんて消え失せてしまえー。
 「普通は」そうかもしれないけど、ごめん、自分だけの価値観で対話したい。変でも、痛くても、情けなくて苦悩してても、笑ってもらえたらOKだ。この映画も、永井も笑ってください。

加藤才紀子

昨年、東京国際映画祭や新宿の劇場で渡辺監督の作品を観て、すっかりファンになりました!今回、俳優として作品の一員になることができ、とても嬉しく思います。 撮影現場は「ずっとここに居たい!」と思うくらい、あたたかくて幸せな時間でした。『普通は走り出す』は、渡辺監督の真骨頂ともいえる喜劇です。ぜひ劇場でご覧ください!

渡辺紘文監督

トリプルファイヤーの圧倒的な音楽と、才能あふれる美しき6人の女優たちと、映画制作集団・大田原愚豚舎がコラボレーションした結果、『普通は走り出す』という普通からはいちじるしく逸脱した、極めて奇妙で奇天烈な喜劇映画が誕生しました。11月、MOOSIC LAB2018で上映されます。宜しければぜひ御観賞下さい。皆様にお会いできますことを心より楽しみにしております。

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■公開情報
『普通は走り出す』
11月17日(土)〜12月14日(金)K's Cinema/アップリンク渋谷「MOOSIC LAB 2018」にて上映
11月17日(土)第11回おもいがわ映画祭にて上映
出演:渡辺紘文、萩原みのり、古賀哉子、 加藤才紀子、ほのか、黒崎宇則、永井ちひろ、久次璃子、平山ミサオ、松本まりか
監督・原作・脚本・編集:渡辺紘文
主題歌・劇中歌:トリプルファイヤー
撮影監督:方又玹
音楽監督:渡辺雄司
企画:直井卓俊
制作プロダクション:大田原愚豚舎
制作:渡辺紘文、渡辺雄司
モノクロ/STEREO/90分/日本
「MOOSIC LAB 2018」公式サイト:https://moosiclab.com

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