松本穂香が銭湯で働く姿が 中川龍太郎監督作『わたしは光をにぎっている』予告編&ポスター公開

『わたしは光をにぎっている』予告編

 松本穂香主演『わたしは光をにぎっている』より、予告編とポスターが公開された。

 

本作は、第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した『四月の永い夢』を手がけた中川龍太郎監督の最新作。両親を早くに亡くした20歳の宮川澪が、長野・野尻湖のほとりから父の親友であった京介を頼って上京し、彼が1人で経営する銭湯の仕事を手伝うようになる。銭湯にたむろする常連客たちと次第に親密になっていき、東京での日々が少しずつ楽しくなっていく。しかし、銭湯が近いうちに閉店する運命にあることを知った澪は、ある決断をする。

 松本は「自分が出ている作品なのに、こんな風に泣いたのは初めてのことでした。この映画に出会えてよかったです」とコメントを寄せ、中川監督は本作について「翔べない時代の魔女の宅急便」と語っている。

 公開されたポスターでは、松本演じる澪の印象的な横顔が切り取られており、「しゃんとする。どう終わるかって、たぶん大事だから」というコピーが綴られている。

『わたしは光をにぎっている』予告編

 予告編では、主題歌であるカネコアヤノの「光の方へ」とともに、松本に加え共演の渡辺大知、徳永えり、光石研、樫山文枝らの姿が映し出されており、澪が京介が経営する銭湯で働き始める様子や、銭湯が閉店することを知らされるシーンが描かれている。

■公開情報
『わたしは光をにぎっている』
11月15日(金)新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
監督:中川龍太郎
脚本:末木はるみ、中川龍太郎、佐近圭太郎
脚本協力:、石井将、角屋拓海
出演:松本穂香、渡辺大知、徳永えり、吉村界人、光石研、樫山文枝
配給:ファントム・フィルム
(c)2019 WIT STUDIO / Tokyo New Cinema
公式サイト:phantom-film.com/watashi_hikari/

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