松重豊、『ヒックとドラゴン』最新作で悪役に 「ドラゴンを皆殺しにしてやる」と凄む本予告も

松重豊、『ヒックとドラゴン』で悪役に

 映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』の本予告編が公開され、本作の最大の敵・ドラゴンハンター“グリメル”役の日本語吹替版声優を松重豊が務めることが決定した。

 本作は、『ボス・ベイビー』のドリームワークスが“人間とドラゴン”の新たな冒険を描く『ヒックとドラゴン』シリーズ最新作。2010年8月に日本公開され大ヒットを記録した『ヒックとドラゴン』で、バイキング一族の少年ヒックが伝説のドラゴン、ナイト・フューリー“トゥース”を助けたことにより、争いをやめ共存する道をみつけた人間とドラゴンたち。その後、バイキングの長に成長したヒックと相棒トゥースたちが暮らすバーク島は、急激な人口&ドラゴン増加で、遂に定員オーバーに。ヒックとトゥースとその仲間たちは新たな聖地を求めて旅立つ。

『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』予告編

 公開された予告編では、ドラゴンが増え続け定員オーバーとなったバーク島の様子が。父の跡を継ぎバイキングのリーダーとなった“ヒック”は、相棒のドラゴン“トゥース”たちと共に新たな聖地を求めて引っ越しすることを決意するが、史上最凶のドラゴンハンター、グリメルが彼らを待ち受けていた。大海原を飛び回るたくさんの個性豊かなドラゴンたちのダイナミックな飛行シーンが映し出されている。

 “グリメル”を演じる松重は、実写作品では数々の悪役も演じてきたが、アニメーション作品では初の悪役挑戦となる。松重は、「悪人を演じる方が実写ではやりやすいが、アニメ作品ではビジュアル的な悪さをどう声で表現するべきなのか、いろいろ考えた」と難しさを語りながらも、「白髪の大男の悪い奴っていうのは、まさに実写でも演じられるくらいぴったりなはまり役!」と自信をうかがわせた。

■公開情報
『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
12月20日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
声の出演:田谷隼、寿美菜子、深見梨加、田中正彦、松重豊
製作総指揮:ディーン・デュボア、クリス・サンダース
製作:ボニー・アーノルド
監督&脚本:ディーン・デュボア
原作:『ヒックとドラゴン』クレシッダ・コーウェル著(小峰書店刊)
配給:東宝東和、ギャガ
(c)2019 DreamWorks Animation LLC.  All Rights Reserved.
公式サイト:hicdragon.jp
公式twitter:@Dreamworks_JP
公式instagram:@dreamworks_jp

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「映画情報」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる