Amazon Echo、いよいよ一般発売開始 Music Unlimited会員向けの新機能 Side by Sideも

Amazon Echo、一般発売開始

 スマートスピーカーのAmazon Echoシリーズが、いよいよ一般発売をスタートする。これまでは招待者のみへの販売だった同シリーズだが、本日3月30日より予約販売を開始し、4月3日より出荷、Prime Nowでも購入可能に。またエディオン、ケーズデンキ、ジョーシンなどの家電量販店でもEcho、Echo Dotを取り扱うという。Echo Dotは一般発売を記念し、期間限定で1500円引きの5980円(税込)、Echo Plusは通常価格での販売のほか、スマート電球1個をセットにした割引価格17980円(税込)でも販売される。同時に、Alexaを搭載したオンキヨーやAnker、Harman/Kardonのスマートスピーカーも一般発売をスタート予定だ。

 メディア向けに行われた発表会では、11月の先行販売開始から約4カ月でのAlexaの成長についても言及。方言の理解が進み、音声もより自然なものになった。発表会のデモンストレーションでは流暢に俳句を披露したり、「銀河鉄道の夜」を読み上げるなどしていた。

 また、ナチュラルな会話もできるようになった。例えば音楽を停止する際、当初は「ストップ」といった言葉に反応するようになっていたが、日本人は「止めて」「もういい」のほか、「ごめん、止めて」と話しかけることも多いと分かり、こちらのワードにも反応するように進化したそう。さらに「○○を買って」だけではなく、「○○欲しいな」「○○ちょうだい」と呼びかけても買い物が可能に。

 Alexaスキルの数も11月には265個だったものが現在は600個以上に増加。バラエティ豊かなスキルを楽しめるようになると同時に、一つ一つのアプリも確実に進化を遂げていた(デモでは11月当初からあった「Hey MIKU!」がAIの作詞した歌を披露)。AlexaのWebサイトにアプリ一覧ページも新たに表示されるなど、自分の生活に必要なスキルをより探しやすくなりそうだ。Alexa Experience & Device担当マネージャーのカレン・ルービン氏は「“家族の一員”と思ってもらえるように」とEchoシリーズのさらなる普及に向けて意気込んだ。

カレン・ルービン氏

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