スピードワゴン小沢「ゲームは1日5時間」 ライムスター宇多丸と“ガチ”のゲーム愛を語る

 5月31日放送の『ライムスター宇多丸とマイゲームマイライフ』(TBSラジオ)に、お笑いコンビ「スピードワゴン」のボケ担当・小沢一敬が出演。「新旧問わずゲーム作品の魅力や思い出を語り尽くす」というコンセプトにのっとり、番組は小沢の幼少期時代のゲームトークから幕が開いた。

 「最初にプレイしたゲームは?」というトークテーマに対し小沢が答えたのは、1983年に発売されたファミコン用ソフト『マリオブラザーズ』(任天堂)。ご存じのように、ステージクリア型のアクションゲームで、ゲーム界を代表する人気キャラクター「マリオ」が初めてタイトル名に採用された作品でもある。協力プレイに対応しているが、小沢は「これはマリオがカメを倒していくゲームなんだけど、このカメを利用してお互いに戦うんです」と笑いまじりにコメント。「小沢さんのお仲間たちがそういう遊び方をしてたってことでしょ(笑)」と返す宇多丸に対し、「全国的に流行りましたよ。マリオと言えば僕の中ではコレ(マリオブラザーズ)ですね」と述べた。

 番組中盤に差し掛かると、小沢のゲームプレイに関するトークへ移行。「今もゲームは1日5時間はやってますね」と話す小沢に驚く宇多丸。続けて「お風呂で湯船につかって海外ドラマを見ながら、Nintendo Switchをプレイする」と語る小沢へ、リスナーの声を代弁するように宇多丸が「Switchでゲームをやりながらドラマ見るって、そんなこと可能なんですか?」と質問した。すぐさま小沢は「それが可能なんですよ、一番やってるのは『ドラゴンクエストX』(スクウェア・エニックス)なんですけど、オンラインゲームで延々とやれるんで、ずっとレベルを上げ続けている」と回答。時には海外ドラマを見つつ、足で『ドラゴンクエスト』、手で『モンスターハンター』(カプコン)をプレイすると経験を伝えた。ゲーム中心のライフスタイルに一通り耳を傾けた宇多丸の「楽しいのそれ?(笑)」に対し、小沢が「自分のゲームスタイルを見たら作業でした」オチをつけて返し、番組中に笑いを巻き起こした。

 そして今回の放送で特に目立ったのは、小沢が持つ深いゲーム知識だろう。いちばん好きなゲームシリーズは『トルネコの大冒険 不思議なダンジョン』(チュンソフト)と答えたほか、派生作品である『風来のシレン』も好んでプレイしたと言う。同シリーズが持つシビアなゲーム性について、「死んだらキャラクターのレベルは0になるけど、プレイヤー自身のレベルも上がっている(上手くなる)」と考えを明らかにし、「見返りはないし苦境だけど、ゲームの世界に潜っていたい」と小沢。プロのお笑い芸人らしくコミカルなトーク展開とは別に、ゲーマーとしての人間性を垣間見せ宇多丸をうならせた。

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