乃木坂46、プリンシパル公演初日レポ 最も演技力を発揮したメンバーは?

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初日公演で見事主役のポリン姫を演じきった生田絵梨花。

 5月30日、乃木坂46が東京・赤坂ACTシアターで『「16人のプリンシパル」trois』の初日公演を行った。

 同公演は”キャスティング参加型演劇”と呼ばれる方式で行われ、1幕、第2幕の2部で構成される。第1幕にて全キャストが立候補した役柄を勝ち取るため自己PRを行い、終了後にそれを受けて観客がキャストを対象に投票を行う。その結果として選出された10名と、選からは漏れたものの得票数の多い6人が”アンサンブル”として第2幕のコメディ『レッツゴーっ! ポリン姫』に出演。今回は脚本・演出を『勇者ヨシヒコ』シリーズや『指原の乱』などで知られる福田雄一が務め、「コントを演じることによる笑いのセンス」を競い合う趣向だ。

 冒頭、『勇者ヨシヒコ』シリーズの「仏」役でお馴染みの佐藤二朗が、”ソニーのコンノ”役として説明VTRに出演。スクリーンに映し出された佐藤は次々とボケを繰り出しながら、観客への注意事項を説明した。

 その後、1幕がスタート。各メンバーが『レッツゴーっ! ポリン姫』の中から役柄を決め、立候補したもの同士で即興コントを披露し合った。立候補者と配役は以下の通り。

・ポリン姫(主役)ーー生田絵梨花、能條愛未
・ロザリオ(ポリン姫の父・唯一の男役)ーー生駒里奈、斎藤ちはる
・クリスティーヌ(ポリン姫の母)ーー星野みなみ、深川麻衣、和田まあや
・エルザ(教育係)ーー伊藤かりん(研究生)、齋藤飛鳥、寺田蘭世(研究生)、
・キャサリン(司令官)ーー白石麻衣、新内眞衣
・ベル(しもべのリーダー)ーー中田花奈、樋口日奈、西野七瀬
・マキア(天然なしもべ)ーー秋元真夏、斉藤優里、高山一実、中元日芽香、畠中清羅、堀未央奈
・パム(病弱なしもべ)ーー桜井玲香、大和里菜、松村沙友理
・ルイーダ(悪役)ーー衛藤美彩、川村真洋、若月佑美
・エステル(悪役)ーー伊藤万理華、井上小百合、川後陽菜、北野日奈子、永島聖羅、松井玲奈

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左から、北野日奈子、松井玲奈、永島聖羅。第1幕のオーディションでエステル役を競い合った3人。

 今回はコントの設定を抽選で決めていたことや、3人の立候補者がぶつかり合う場面が多かったため、設定が何度も被る場面が見受けられた。同一設定が重なるほど、演技の仕方に変化が求められるため、後半のグループになればなるほど、強いキャラを作りこんで挑むメンバーの姿があった。

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