声優・谷山紀章率いるGRANRODEOがビッグネーム抑えてALチャート3位 その強さの理由とは?

2014年09月22日~2014年09月28日のCDアルバム週間ランキング(2014年10月06日付)

 相変わらず強い竹内まりや『TRAD』以外、ほとんどが初登場となった今週。フレッシュな顔ぶれ、と書くのは少し違うし、それぞれキャリアが長く、熱心なファンを持つアーティストたちだが、かといって、ファン以外から見れば「え、これがチャート10位圏内に入っちゃう?」というか、もっと言えば「誰それ? ほんとに売れてんの?」と思われているのかもしれない。ちなみにセールスは僅差で、10位から2位までが10,000~25,000枚の数字にとどまる。ほんの数百人、数千人という買い手の差が今週の10枚を決めたわけだ。

 まず気になるのは、3位のGRANRODEO(グランロデオ)。『カルマとラビリンス』というタイトル、ジャケットも含めて完全なるV系バンドを想像するが、これは声優として活躍中のKISHOWこと谷山紀章、そして声優アーティストの楽曲を手がけてきたe-ZUKAこと飯塚昌明のユニットだ。活動歴は長いから片手間では当然ないし、今やさいたまスーパーアリーナや大阪城ホールの単独ライブが簡単に埋まると書けば、人気のほどは理解できるだろう。

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