映画『君の名は。』ヒロイン役で注目 上白石萌音は女優兼シンガーの新たな成功例となるか?

 今井美樹、松たか子、柴咲コウ…女優として活躍しながら、シンガーでも成功をおさめてきた女性は、これまでも少なくない。近年では、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013年)で女優、歌手デビューを同時に果たした大原櫻子や、雑誌『Seventeen』の専属モデルを務めながら、女優としても活動し、2014年には「LOVE EVOLUTION」で歌手デビューした西内まりやの活躍も記憶に新しい。

 そして、女優かつシンガーとしての新たな注目株が、上白石萌音だ。上白石は、現在公開中の映画『君の名は。』でヒロイン・宮水三葉の声を担当していることでも話題の女優で、先日10月5日にデビューアルバム『chouchou』をリリースし、歌手デビューを果たしたばかり。上白石は本日14日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演。『君の名は。』劇中歌であり、デビューアルバム収録の「なんでもないや (movie ver.)」カバーを映画の特別映像とともにテレビ初披露する。この特別映像は、新海誠監督自ら映像編集を手がけたスペシャル映像とのこと。新海監督は「Mステ用に特別編集した『君の名は。』の映像は、映画を支えてくれた萌音ちゃんへのプレゼントです。君の声が全国に響き渡る瞬間を楽しみにしています。がんばれ!」と上白石へコメントを寄せている。

 上白石は2012年にミュージカル『王様と私』に出演、2014年にはミュージカル映画『舞妓はレディ』で主演を務めるなど、彼女の経歴を語る上で音楽は切り離せないものといってもいい。特に『舞妓はレディ』では、全編に渡って歌唱力の高さを見せつけ、彼女の名を一気に世に広めた。同作を機に、上白石は2015年から歌手活動をスタート。YouTube上にアカペラの歌唱動画をアップし、ライブへ出演するようにもなった。

上白石萌音 The Favorite Songs vol.1 「奏」

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