西野カナ、新曲「パッ」制作エピソードを語る 「心の声がポロッと出た」

 『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の5月12日放送回に倉木麻衣、スキマスイッチ大橋卓弥&トレンディエンジェル斎藤司、西野カナ、Flower、ゆず、東京B少年が出演した。

 世界60カ国以上で公開されている映画『SING』。セリフだけでなく、歌まで吹き替えたのは日本のみとなる。番組には、劇中でジョニー役を演じている大橋卓弥(スキマスイッチ)、グンター役の斎藤司(トレンディエンジェル)が登場。映画のラストシーンをイメージしたセットの中で、MステだけのSPメドレーを披露した。パフォーマンス前のトークでは、斎藤がジャニーズ事務所に応募した実績が触れられた。ジャニーズ事務所のグループ、東京B少年を横目に、斎藤は「ちょっと年齢の問題で駄目だったんですけど」とボケをかまし、タモリから「ほかにも問題があったと思うけど」とツッコミを入れられると、「まだ返事待ちなんですけど」と返答。「TOKIOの長瀬さんが同い歳なんですよ。いろんな人生がありますよね。同じ街に住んでいて、『これなら俺もいけるかもしれない』って、それくらい共通項を見つけるのに必死だったんです」と、ジャニーズ事務所に入りたかった、若かりし頃を振り返った。斎藤のパフォーマンスを前に、タモリから「ひょっとしたら、先輩だったかもしれない」と話を振られた東京B少年の藤井直樹は、「勉強させていただきます」と笑みを浮かべながらコメントした。

 ビタミン炭酸MATCHのCMソングに起用されている「パッ」を披露する西野カナ。「働く女性の応援ソングなんですけど、<パッと弾けたいの>というのがサビのメロディーの最初にあって。この曲を作っていた時に缶詰め状態で、心の声がポロッと出たような曲になりました」と楽曲を紹介。タモリから特徴的なタイトルについて聞かれると、「曲紹介とか番組に出た時どうなんかなと思ったんですけど、分かりやすいんでこんなに短くしてしまいました」と理由を話した。

 クラゲがコンセプトの新曲「MOON JELLYFISH」をパフォーマンスするFlower。<触れようとすればチクッと胸を刺す>など、男性をクラゲに例え表現した歌詞が特徴的だ。さらに、蜷川実花がプロデュースした、すみだ水族館でのクラゲ展にメンバー全員が足を運び、そこから受けたインスピレーションを曲のダンスに反映。中でも、佐藤晴美はその後クラゲにハマり、別の水族館でも観察したのだという。佐藤は「めちゃくちゃ素敵だなって、観に行ってからハマっちゃいました」とコメント。続けて、「クラゲの写真を作詞家の小竹正人さんに送った時に、小竹さんもその写真を見て『歌詞が浮かんできた』って言ってくださったりして。本当にクラゲを見て、振り付けも歌詞も、といった楽曲になりました」と楽曲制作の背景を明かした。振り付けに関しては佐藤が、「クラゲが集団で泳いだりとか、一匹一匹が孤立して泳いだりとか、それを振り付けに活かしたいなと」とコメントした。

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