V6 三宅健、ファンに大胆発言? ラジオで語られた“無茶ができる”大人の魅力

 V6が、約2年ぶりとなるライブツアー『V6 LIVE TOUR 2017「The ONES」』を完走した。8月からスタートした本ツアーは、最新アルバム『The ONES』を携えて開催されたもの。「無茶したな、V6」のキャッチコピーにある通り、『The ONES』は超豪華制作陣による楽曲に、メンバープロデュース曲、そして全曲MV付き……などなど、これでもかと作り込まれたアルバムだ。

 それに負けず劣らずツアーも、V6ならではのサービス精神旺盛な仕上がり。パフォーマンスを初披露した楽曲は、なんと全22曲にもなったという。衣装、演出、そしてトークと細部までこだわりが光るライブ公演。三宅健がパーソナリティを務めるラジオ『三宅健のラヂオ』(bayfm)にはファンから絶賛の声が殺到した。

 丁寧な仕事をするV6には、やはりその努力を見逃さないファンがつくのだろう。寄せられた感想には、V6を隅々まで愛でているからこそ生まれる質問も添えられているのが面白い。11月6日放送回では、ツアーで披露されたComing Century「Get Naked」のセクシーな振り付けと、彼女目線を体感できる自撮りの演出がどのように生まれたのか、という話題になった。

 三宅は「僕はこの楽曲は絶対に踊りたかったんですね」と語り始めると、ダンサーのYOSHIEに依頼したこと、赤と白のイメージを紗幕で表現したいと思ったこと、そして自撮りを紗幕に映すのは森田剛の意見だったことなどを明かしていく。「紗幕が降りきったところから振り付けが始まるっていう感じが、見えそうで見えないみたいなのって、なんか女の子が好きだろうなって思って」と女心のツボを十分に理解したような発言がニクい。

 さらに「まぁ“Get Naked”なんでね、“裸になれ”とかって意味なんで、“Get Naked in my bed”って“俺のベッドで裸になろうよ”みたいな、直訳するとそういう意味になるんで。うん、まぁコンサートに来られた方はわかってると思いますけど、あの時間、僕はあなた達を抱いたってことですよ(笑)。あの時間間違いなく、君たちを僕は抱いたんです」と大胆な発言も。

 もちろん、このトークの後に流れるのは「Get Naked」。だが、シンプルに楽曲紹介にいく三宅ではない。深夜からスタートする番組。リスナーの多くがベッドに入りながら聞いていると見越して「今、みんな寝ようと思ってんだろうけど…… そんな簡単に寝かさないから」と、甘いセリフをささやいてみせる。まさに、歌詞にある<女は耳で恋に落ちる>を地でいく演出。その機転のきいたファンサービスは、さすがのひとことだ。

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