King & Prince 平野紫耀、人気の理由は“ギャップ”にあり? 番組出演とパフォーマンスから検証

 ジャニーズグループとして約4年ぶりにメジャーデビューを果たしたKing & Prince。その人気は目を見張るほどのもので、デビューシングル『シンデレラガール』の爆発的ヒットはもちろん、ドラマ、映画、バラエティとメンバーはすでに引っ張りだこだ。中でも、センターを務める平野紫耀の活躍は目覚ましい。それに伴うように、平野のお茶の間人気も急上昇中である。平野が多くの人の心を掴んでいる理由の一つは、ギャップにあるように感じる。例えば、可愛らしい印象の顔立ちでありながらハスキーでセクシーな声だったり、“リアル王子”のような出で立ちでありながら実は筋肉質だったり……。様々なギャップを持っているのが平野だが、とりわけ「トーク」と「演技やパフォーマンス」でのギャップが魅力だ。

 トーク中の平野は、とにかく天然。5秒に1回笑いが起きるレベルだ。例えば、9月4日に出演した『踊る踊る!さんま御殿!!超話題バカ売れ芸能人 秋のグルメ大豊作祭り』(日本テレビ系)でのこと。平野は出だしから天然ぶりが全開。初出演で中央の席に座った平野に司会の明石家さんまが「はじめからそこに座るってなかなかないぞ」と言うと、オーバーリアクション気味に「えっ!?」と驚く。「お母さんはいくつ?」と聞かれると、「僕、40歳です!」と回答。さんまは「お前おかしいて! ちょっとアホかなと思ってしまうから、イメージダウンにつながるから」とイジりつつも、早速“平野ワールド”にハマった様子。さらに、番組の中盤の「最近ショックだったことは?」というテーマでは、平野が「声がコンプレックスで、めちゃめちゃハスキーなんですよ。さんまさんが僕のものまねをしてくれてて、それを改めて見させてもらったんですけど、僕ってこんなに声しゃがれてたんだ」と発言。また、平野がイケメンなのにアイドルだからデートはできないという話の流れで、さんまが「俺はこの出来前でやで?」と自虐すると、平野は素直に「はい」と返答。さらに、好きな食べ物を聞かれると、プロフィールに「お肉と濡れおかき」と書いていると明かすなど、斜め上の回答をしていた。あまりに素直で風変わりな反応の平野に、スタジオはもちろんさんまも爆笑。平野の愛されキャラが爆発していた。

 一方、パフォーマンスの時は紛うことなきアイドルに変身する。2018年8月10日からスタートした『King & Prince First Concert Tour 2018』の初日の様子が各情報番組で放送されていたが、歌って踊っている平野はバラエティ番組の時とは別人のよう。「Bounce To Night」ではシャツをはだけさせてセクシーなパフォーマンスをしたり、デビュー曲「シンデレラガール」では会場中を走り回りながらファンに手を振ったり、完璧なアイドルぶりであった。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる