E.G.familyが語る、初ホールツアーへの意気込み 鷲尾伶菜「誰も見たことのないようなライブに」

E.G.familyが語る、ツアーへの意気込み

 E-girls、Dream Ami、Dream Shizuka、Happiness、Flower、スダンナユズユリーの6組が、E.G.familyとして初の全国ホールツアー『E.G.POWER 2019~POWER to the DOME~』を、2月22日より開始する。大阪・オリックス劇場を皮切りに、26都市33公演を行う同ツアーに向けて、1月からは各アーティストによる5週連続配信もスタート。スダンナユズユリー「LOOK AT ME NOW」(1月9日)、Happiness「POWER GIRLS」(1月16日)、Flower「紅のドレス」(1月23日)、Dream Ami「Good Goodbye」(1月30日)、Dream Shizuka「かなしみから始まる物語」(2月6日)の5曲は、どれも各々のカラーが明確に示された快作で、E.G.familyのバリエーションの豊かさが感じられる仕上がりだ。2017年夏に新体制へと移行し、それぞれの道を歩んできた彼女たちは、ホールツアーに向けてどんな意気込みを抱いているのか。Dream Ami、Dream Shizuka、佐藤晴美(E-girls/Flower)、鷲尾伶菜(E-girls/Flower)、MIYUU(Happiness)、須田アンナ(E-girls/Happiness/スダンナユズユリー)の6人に話を聞いた。(編集部)【最終ページに読者プレゼントあり】

新体制以降の一年半を振り返って

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ーー今日はE.G.familyから、各グループ/アーティストを代表して6名に集まってもらいました。こうした面子でのインタビューは珍しいと思いますが、皆さんはどう感じていますか。

Ami:グループの垣根を越えて会うのは、かなり久しぶりに感じます。でも、ツアーのリハーサルが始まって、みんなで会うこともだいぶ増えてきたので、この空気感にも慣れるというか、「そういえば、こういう感じだったな」と、以前のE-girlsの頃を思い出しています。あっという間に以前と変わらない、和気あいあいとした雰囲気になって、とても楽しいです。

須田:今日みたいな取材は本当に久しぶりで、「Follow Me」などをリリースしていた頃を思い出します。あの頃はよく、こうして何人かで取材を受けることが多かったので。でも、あの頃の私は本当に上手に話すことができなくて、プライベートのことを聞かれても黙り込んじゃったり、Amiさんの言ったことをただ繰り返してみたりとか(笑)。そう考えると、我ながら成長したなと思います。

Shizuka:本当にみんな、大人になったよね。久しぶりに会って“大人の対応”になっていたらどうしようと思ったけれど、変わらないところは変わらなくて、そこは懐かしかったし、嬉しかったです。あっという間に昔の雰囲気に戻りました。

鷲尾:やっぱり安定感がありますね。以前このメンバーで活動していた時は、取材もこのメンバーで受けてきたので、久しぶりだけど安心感があります。

佐藤:今だからこその面子でもありますね。E.G.familyの歴史があって、その中で各グループの中心となってきたメンバーが集っている。そう考えると責任感を感じますし、立場に自覚を持って発言しなければいけないなと。

MIYUU:楽しくやるときは楽しくやるし、真剣なときは真剣。その切り替えの仕方も以前と変わっていなくて、安心しました。

ーー新体制となってから約1年半、それぞれに充実した活動を行ってきました。

Ami:一昨年の夏にE-girlsを卒業してから、私はソロで活動してきて、CDをリリースしたり、単独ツアーを行ったりしてきました。昨年は様々なライブやイベントにも出演させていただきました。その都度、お客さんや会場の雰囲気が変わるのが刺激的で勉強になりました。いろいろな経験を積ませていただいたことで、ソロアーティストとしてどうあるべきか、課題も明確になり、次のステップが見えてきたと感じています。

須田:私は11人体制のE-girlsとしての活動と、スダンナユズユリーとしての活動を行ってきました。E-girlsではアリーナツアーを通して、11人のチームとして大きな成長を遂げることができたと思います。アリーナのステージで踊ることができるのがどれほど恵まれたことなのか、そしてファンの方々の支えがどれほど大切なのかを、肌で実感することができて、それがみんなのメンタリティを成長させました。スダンナユズユリーとしては、たくさんのファッション誌に出演させていただいたりと、E-girlsやHappinessとは違うチャンネルで活動できたのが大きかったです。中身もパフォーマンスも大きく変わった1年半だったと感じています。

Shizuka:私はDANCE EARTH PARTYの一員としての活動がメインで、EXILE THE SECONDのライブに帯同させていただいたり、夏には主催イベント『DANCE EARTH FESTIVAL』に出演したりと、多くの大切な仲間との時間を過ごすことができました。たくさん嬉しいこともありましたし、逆にもっと表現したいと悔しい思いをすることもあって、改めて自分自身と向き合うことができたと感じています。その中で、自分のやりたいことが明確になり、今回ソロアーティストとして新たな道を歩むことになりました。新しいチャンスをいただけたことには、きっと意味があると思うので、一つひとつ丁寧に積み上げていきたいと思います。

鷲尾:変化の一年半だったと思います。E-girlsが11人体制になって、仲間の大切さやファンの方々の愛を実感するとともに、たくさんの悔しさも感じました。振り返ってみて、改めて濃密な日々だったと感じています。

佐藤:ツアーを通して、もっとE-girlsという名前を輝かせていきたいと思いが強まった一年半でした。新体制となったことで、不安になったファンの方々も少なくなかったと思いますが、そういう方々の心にもう一度火を灯して、その熱をE.G.familyに返していきたい気持ちで駆け抜けてきました。今までどれだけ恵まれた環境にいたのか、そこに自分がどれだけ甘えてきたのかにも気付いて、初心に返ることもできました。Flowerとしての活動はしばらく休んでいましたが、私はFlowerの曲で踊るのが大好きで、早く再開したいと思っていたので、振り付けはずっと構想していました。新曲では、その構想が活かされているので、期待してほしいです。

MIYUU:E-girlsを卒業した後、しばらくHappinessとしての活動はお休みだったので、私個人はコレオグラファーとしての勉強の一年半でした。ロスに1カ月、コレオグラファーとして修行に行って、その後はE-girlsやサポートメンバーの振り付けなど、裏方としての仕事を学ばせていただきました。また、Happinessに専念しているメンバーは私と(川本)璃だけなので、二人でグループを引っ張っていこうと、それぞれの意思を固めた一年半でもありました。

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