KinKi Kids、嵐、関ジャニ∞……平成に記録を残したジャニーズグループ

 本日で平成が終わり、明日には令和を迎える。テレビ番組などでも平成を振り返る内容のものが多く、様々な出来事があったと再認識させられる。今回は、平成に記録を残したジャニーズグループたちを振り返ってみよう。

KinKi Kids…CDシングル連続首位記録

 「ジャニーズタレントが持つ記録」の筆頭と言えば、KinKi Kidsの「CDシングル連続1位獲得作品数」だろう。1997年に発売されたデビューシングル『硝子の少年』から、シングル40作品は全てオリコンチャートで1位を獲得。20002年にはギネスにも登録された。そして今もなお、自身で記録を更新し続けている。その理由のひとつとして、“彼ら自身の進化”を挙げたい。名だたる音楽家たちが楽曲を手掛けることが多かったが、2000年発売の9thシングル表題曲「好きになってく 愛してく」は作詞を堂本剛、作曲を堂本光一が手掛けている。それ以降、自分たちで作品を作ることも増えていった。それぞれソロ活動をしているからだろうか。KinKi Kidsとして曲を作る際には、自分たちがやりたい曲ではなく“KinKi Kidsに合う曲”が出来上がっているのが見事である。デビューから今年で23年、自分たちで“KinKi Kids”というデュオを育てていっているからこそ、CDシングル連続首位記録を打ち立てられているのかもしれない。

嵐…好きなアーティストランキング史上最多1位獲得

 グループ史上最大規模のツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×20』の真っ最中である、嵐。毎年オリコンが行なっている『音楽ファン2万人が選ぶ“好きなアーティストランキング”』では、史上最多1位を獲得している。直近の2018年ランキングでは2年ぶり、8度目の1位に。メンバーの櫻井翔が「嬉しい言葉を幅広い世代の方が下さいました。同じ時代を生きた方。人生のどこかのタイミングで、嵐を好きになってくれた方。そんな多くの方々に日々支えて頂いていることを痛感すると同時に誇りに思います」と語っている通り、老若男女から支持されていることが、この記録を打ち立てられる要因の1つだ。世代ごとによって支持されているポイントは違うが、嵐に対するコメントの中で共通しているのが“5人の仲の良さ”。活動歴が長くなるにつれ、ソロ活動が活発になっていくケースが多い中で、嵐は今もなお『VS嵐』(フジテレビ系)、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)と週2本、5人での冠番組を持っている。毎週彼らの和やかな関係性を目にすることができているからこそ、好感度も高いのではないだろうか。それ以外にも、幅広い活動、そして完璧なパフォーマンス、キャッチーな楽曲などが揃っている彼らが1位を獲得するのは、必然なのかもしれない。

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