関ジャニ∞ 大倉忠義はV6 森田剛に憧れていた? アイドル路線の初心を思い返す

 関ジャニ∞大倉忠義とシンガーソングライターの高橋優がパーソナリティを務める“週末の反省会的な“ラジオ番組『オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん』(ニッポン放送)。いつも「やっちまった話」など飾らないトークで、リスナーを楽しませてくれる同番組だが、7月6日放送回はオープニングから、まさに大倉の“反省会的“なトークが飛び出した。

 その日、音楽特番『THE MUSIC DAY 2019〜時代〜』(日本テレビ系)に出演していた大倉。番組の大きな見どころとなっていたジャニーズシャッフルメドレーに話題が移ると「もう1年終わったなって思ったんですけど、結構まだまだ残ってますよね」と振り返る。というのも、ジャニーズメンバーが一堂に会して歌い、踊るのは、『THE MUSIC DAY』のような大型歌番組に加えて、年末の『ジャニーズカウントダウンライブ』の印象が強い。出演している大倉自身も、そのイメージがあるようだ。

 「カラオケでもできない豪華メンバーじゃないですか。ま、本気で誘ったら来てくれるでしょうけど」と、普段なかなか会えないメンバーと共演した感想を語りだす。大倉が登場したのは、ジャニーズシャッフルメドレーのPart1だった。ジャニーズWESTの濵田崇裕、Kis-My-Ft2の玉森裕太、Hey! Say! JUMPの髙木雄也と、V6の「MUSIC FOR THE PEOPLE」を歌った。長身メンバー揃いで、手足の長さを活かした振りが映えるステージングは、まさに他では見ることのできない風景。そしてラストに、Part1のメンバー全員で、近藤真彦の「スニーカーぶる~す」をパフォーマンスしたのだが……。

 「結構ね、あのー間違えましたね。ええ」と、正直にミスがあったことを白状する大倉。高橋は「あ、そうなんだ! いやパッと見、僕とかわからなかったですけど。コアなファンとかわかるもんなのかな」と合いの手を入れると「いや、(TVには)映ってなかったんですよ。だから言う必要もなかったんやけど」と、ここだけの話として本番中のやり取りを明かしていく。

 「1人だけね、振りを早くしちゃって。2まわし目からダンスしますよって言われてたのに、1まわし目に思いっきり俺だけ手ぇ挙げてもうたんですよ。隣りにいた濵田くんが“大倉くん、まだっす“みたいな。“ハッ! まだか!“言うて(笑)。で、ちゃんとカウント出してくれて。“3、2、1。今! 今です!“みたいなね。“ごめぇ〜ん!“って(笑)…目撃したのは濵ちゃんだけかもしれないですね」と言う大倉だが、そのシーンを確認してみると、間違えたところは確かに映っていなかったが、笑顔でカウントを確認する仲睦まじいふたりの姿がしっかりとカメラに収められていた。

 同じアーティストではあるものの、ソロで活動する高橋は、ジャニーズというくくりでメドレーライブを行なう形式に興味津々のようで「(関ジャニ∞単体とは)勝手が違うもんですか?」と尋ねる。すると大倉は「感覚、違うねーやっぱり。みんなダンスうまいしさ。いやいや、うちのメンバー下手って言ってるわけちゃうけど(笑)」と笑いを取りながら、関ジャニ∞のユニークさを説明。バンド演奏やお笑い要素の多い楽曲を披露する関ジャニ∞のライブでは、20〜30曲やる中ダンス曲が2〜3曲ほど、ということも。

 「他のグループは半分以上踊ってるでしょ? そういう方たちに混ざる中で、悪目立ちしないように(笑)」という大倉の話を聞きながら、King & Princeの「シンデレラガール」を大熱唱&ブンブン大振りで踊り、ラストの決めポーズの手を乳首に当てるなど、終始お笑い感満載だった村上信五のことを思い出したリスナーも多かったのではないか。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる