嵐 櫻井翔、9回目の選挙特番出演へ これまでの活躍ぶりから起用され続ける理由を探る

 7月21日に投開票が行われる参院選に寄せて各局で選挙特番が組まれるなか、日本テレビ系選挙特番『NNN参院選特別番組 zero選挙2019 ~アナタに迫る!新時代の大問題~』(21日19:58~26:10)では、有働由美子と嵐の櫻井翔が司会を務める。

 櫻井の選挙特番への出演は、今回で9回目。これまでの活躍を振り返りながら、櫻井が起用され続ける理由を探ってみたい。

Jr.時代の受け答えには現在の姿に通ずる部分も

 櫻井は、ご存知のとおり慶応義塾大学の卒業生。幼稚舎から大学まで慶応という華々しい経歴で、“高学歴ジャニーズアイドル”の先駆けだ。2018年の年末に、20年ぶりに一夜限りで復活した『8時だJ』(テレビ朝日系)で、当時を振り返る懐かしい映像には「といいますのは」と切り出す櫻井少年の姿があった。

 中学生でジャニーズJr.に応募して合格した櫻井。まだあどけなさが残っていたが、利発な受け答えには、現在のキャスターとしての活躍に通ずるものがあった。嵐としてデビューして以降も、楽曲では当時としては珍しいRAPを担当するなど革新的なチャレンジを続けてきた人と言える。

 嵐としての活動のほかに、映画やドラマなど単独での仕事もあり、“国民的アイドル”と呼ばれるだけに圧倒的な仕事量であろうことは想像がつく。以前、櫻井が出演した映画の監督も、ハードスケジュールの撮影だったにも関わらず、翌日には櫻井が海外から番組と中継をつないでいたことに驚いたそうで、その姿に頑張ろうと勇気づけられた、とインタビューで明かしていた。語る言葉もそうだが、言葉を発せず背中で語る部分も大きい。

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