乃木坂46 岩本蓮加、北野日奈子や寺田蘭世らから継いだセンターの重責 アンダーライブへの期待

 乃木坂46のアンダーライブ『アンダーライブ2019 at 幕張メッセ』が、10月10日、11日に幕張イベントホールで開催される。

夜明けまで強がらなくてもいい (Type-D)

 24thシングル曲「夜明けまで強がらなくてもいい」は、遠藤さくらが4期生として初めてセンターを務めていることで話題だが、そのアンダー曲「~Do my best~じゃ意味はない」においても岩本蓮加が3期生から初めてセンターポジションを任されている。3期生が初めてアンダーに参加したのは、昨年4月発売の20thシングル『シンクロニシティ』収録の「新しい世界」からだった。「新しい世界」は鈴木絢音がセンターとなり、そこから「三角の空き地」で中田花奈、「日常」で北野日奈子、「滑走路」で寺田蘭世と代々センターが引き継がれ、今回、岩本がその重責を担うこととなる。

 アンダーライブとしては、今年5月に横浜アリーナで開催された23rdシングル『Sing Out!』発売記念ライブ以来。過去最少の10人で挑んだ寺田が座長のアンダーライブは、伊藤かりんの卒業公演を兼ねながらも、約2時間半、全29曲において、シングル表題曲は1曲もなしという攻めのライブとなった。

 公式のアナウンスにも「今回もアンダーライブらしい熱いライブをお届けします」と書かれるほどに、ライブパフォーマンスに特化した進化を遂げてきたアンダーメンバー。9月1日に明治神宮野球場でファイナルを迎えた『乃木坂46 真夏の全国ツアー2019』では、アンダー楽曲の中でも特に人気のあるナンバー「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」「ここにいる理由」「不等号」を選抜メンバー混合で披露するパートがあった。これは、アンダーにおいてもメンバーの卒業により、オリジナルメンバーがいなくなってしまっていることから、楽曲に新たな視点を与えるという側面も持っている。対して、アンダーメンバーのみで披露したのが、「滑走路」「日常」の最新曲、2曲。選抜混合の「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」にも負けないその盛り上がりは、アンダーの熱狂的な人気、そして「日常」からは高いパフォーマンス力をまざまざと見せつけられた。

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