King & Prince、日々を乗り越える姿から伝わる2年目の奮闘 連続ドキュメンタリー第1回を見て

 連続ドキュメンタリー『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)シーズン2が10月18日よりスタートした。第1弾は、「King & Prince~2年目の覚悟~」と題して、前シーズンで好評だったというKing & Princeに再び密着。デビュー2年目の彼らの姿を追う。

顔つきが変わったKing & Prince、2年目の奮闘

 「この夏 彼らは大切な人を失い 新たな旅立ちのときを迎えた」、「EPISODE1 期待に応えるということ」のオープニングは、この文字と共に静かに始まった。

 「ここでジャニーさんからいろいろ教わってなかったりしたら、何してたか分からないですからね」と、岸優太を皮切りにメンバーが亡きジャニー喜多川氏への思いを語った。最後の最後までアドバイスをもらっていたという神宮寺勇太、「自分の良さはいつか自分が一番分かる時が来る」というジャニー氏の言葉を胸に活動を続ける髙橋海人。悲しむ姿はきっと喜ばないと気丈に振舞っていた永瀬廉。ジャニーさんとは出会う運命だったのではないか、と語った平野紫耀。それぞれが恩師と呼ぶにふさわしい亡き事務所社長に思いを馳せた。

 そして2018年1月のデビュー発表から、同年5月26日お台場パレットプラザでのデビューイベント、8月10日横浜アリーナからスタートした5都市21公演を行った初のコンサートツアー、『NHK紅白歌合戦』初出場とダイジェスト映像で1年目の活躍を振り返った。岸は「プレッシャーはどの仕事でも正直ありますし、いや、デビューした以上はこれは別に当たり前のことだなと思って」とコメントしたように、2年目の彼らは仕事の内容がさらに充実。とりまく環境も変わり、求められるものの大きさからか、顔つきが変わっていた。

負荷をかけて追い込むメンバー

 『密会レストラン』(NHK総合)で番組MCに抜擢された岸。永瀬廉は6月からラジオ『King & Prince 永瀬廉のRadio GARDEN』(文化放送/レコメン!内)で初のラジオパーソナリティを務めている。平野紫耀は、主演映画にバラエティ番組と連日メディアにひっぱりだこ。神宮寺勇太はコンサートの演出に携わり、髙橋海人はマンガ家デビューを果たして、4コマ連載の締め切りに追われていた。

 ソロ活動も多忙を極めているが、これと同時にKing & Princeとしての仕事も重なる。2019年4月。新曲MVの撮影では、1年目の白い王子様スタイルとは打って変わり、黒を基調とした衣装で登場したメンバー。激しいヒップホップのダンスを取り入れた「Naughty Girl」の撮影に挑んでいた。

 「待って、ムズ!」「朝からこんな頭使うと思ってなかった」とこぼした平野。ダンスのスタイルを変えた本作。3分半に及ぶ激しいダンスナンバーを前に奮闘するメンバー。スタッフからノーカットでの撮影を提案されると、口では「何を言ってるんですか」と言いつつも円陣を組み「俺ら、ダンス力、頑張ってやっていこうよ」、「キンプリファイターズ勝つぞ!」。永瀬の呼びかけに、メンバーは「オウ!」と応え、気合を入れていた。

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