King & Prince 永瀬廉、関西ジャニーズJr.時代から続く平野紫耀との関係性 互いを思いやる“しょうれん”コンビの歴史

 1月21日から公開中の映画『真夜中乙女戦争』、全4回に渡って放送されたドラマ『わげもん〜長崎通訳異聞〜』(NHK総合)、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』をはじめ、映画やドラマに立て続けに出演しているKing & Prince・永瀬廉。グループ内では、平野紫耀と並んで俳優としても活躍するメンバーのひとりだ。今回は、誕生日が近い永瀬と平野の“しょうれん”コンビについて触れてみたい。

King & Prince

 2011年4月にジャニーズ事務所に入所した永瀬。西畑大吾(なにわ男子)、正門良規(Aぇ! group)と仲が良いことでも知られ、“Aぇ少年”というユニットとしても活動。その後、西畑と永瀬に、大西流星(なにわ男子)を加えた3人で“なにわ皇子”としても活動した。2012年に入所した平野も、様々なユニットに所属し、雑誌上で組まれただけのユニットもあったと語ったほど(※1)。今でこそある程度の安定感を伴った形態で活動ができているが、当時はまだ再編が繰り返される不安定な時期でもあった。

 平野が入所した当時の印象について、永瀬は当時から黒マスクの印象が強く、「ヤンキー」とも語っていた(※2)。なにわ皇子と、当時平野が所属していた“Kin Kan”は『まいど!ジャーニィ〜』(BSフジ)に出演し、番組の人気を牽引してきた。平野は、2014年放送の『SHARK』(日本テレビ系)でドラマ初出演にして初主演に抜擢されるなど、徐々に東京での仕事が増えた。一方の永瀬も、家庭の事情で東京に引っ越すことになり、活動の拠点を関西から東京へと移した。その後、現在のメンバーでもある髙橋海人、神宮寺勇太、岸優太、そして岩橋玄樹で結成された期間限定ユニット“Mr.King vs Mr.Prince”を経て、2016年からは“Mr.KING”として再び永瀬と髙橋とともに活動。2018年に“King & Prince”としてデビューを果たした。後に語られるエピソードからは、思春期ならではの葛藤や、東西ジャニーズJr.の環境の違いへの戸惑い、それぞれの立場での苦悩があり、その上で覚悟を決めたことが分かる。そして、簡単にデビューを手にしたわけではないことも、言葉の端々から伝わってきた。

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