窮地に陥ったトム・ハーディが“覚醒” 『ヴェノム』ダークヒーロー誕生の瞬間捉えた本編映像公開

『ヴェノム』本編映像

 トム・ハーディ主演映画『ヴェノム』より、本編映像の一部が公開された。

 本作は、スパイダーマン最大の宿敵であり、マーベル史上最も残虐な悪の存在として新たに誕生するヴェノムを描いた物語。正義感溢れる敏腕記者として活躍していた主人公エディは、“ライフ財団”を立ち上げたカールトン・ドレイクが、“人体実験で死者を出している”という情報をつかみ、彼への接近を試みるが、地球外生命体シンビオートの“ヴェノム”に寄生されてしまい、次第に彼の身体には異変が起きていく。

 10月5日に全米4250館で公開を迎えた本作は、7日までのオープニング・ウィークエンドで国内興行収入8,000万ドル(約91億円、1ドル=113.8円換算、10月8日現在)を記録し、全米初登場1位に輝くなど大ヒットを記録している。

『ヴェノム』本編映像(ダークヒーロー誕生の瞬間)

 今回公開されたのは、ダークヒーロー誕生の瞬間がわかる、本編クリップ映像の一部。エディに寄生したシンビオートを取り戻すべく、ライフ財団が送った殺し屋たちがエディの自宅に侵入。敵に追いやられ、降参しようとするエディに「誰だ? コイツ」と“謎の声”が語りかける。すると、エディが攻撃された次の瞬間、手から伸びた黒い物体が彼の身体を操り、窓ガラスを割って敵を投げ飛ばし、ぶん殴り、瞬時に敵を攻撃。自分のしたことに驚くエディだったが、彼の中に寄生した“ヴェノム”の圧倒的な能力が解き放たれた瞬間だった。ライフ財団に狙われる一方、ヴェノムが寄生したことによって、普段の何倍もの力を発揮することが分かったエディ。手に負えない程の力を持つヴェノムに身体を操られたエディの運命はどうなるのか。良くも悪くもお互いが影響を及ぼし合う存在となった決定的なシーンとなっている。

 主人公のエディを演じたハーディは、ヴェノムについて「ヴェノムはクールで、すごい奴だよ。息子はヴェノムが大好きで、ヴェノムのことを何から何まで聞いたよ。無慈悲で、ルールが全くない複雑なキャラクターでもあるから、演じるには最高のキャラクターだ」と語っている。

■公開情報
『ヴェノム』
11月2日(金) 全国ロードショー
監督:ルーベン・フライシャー
脚本:スコット・ローゼンバーグ&ジェフ・ピンクナー、ケリー・マーセル、ウィル・ビール
キャスト:トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド、スコット・ヘイズ、リード・スコット
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(c)&TM 2018 MARVEL
公式サイト:http://www.venom-movie.jp/

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