『グッドワイフ』小泉孝太郎は常盤貴子と結ばれるか? 唐沢寿明による驚異の伏線回収も話題に

『グッドワイフ』唐沢寿明の恐ろしさ

 常盤貴子が主演を務める日曜劇場『グッドワイフ』(TBS系)が、1月27日に第3話を迎えた。

 蓮見壮一郎(唐沢寿明)が面会室で弁護士・林幹夫(博多華丸)に「やってもらいたいことがあります」と頼む謎のラストとなった第2話。その大きな伏線を残したままドラマはいつものように事件解決へ突入していく。

 『グッドワイフ』は蓮見杏子(常盤貴子)をメインとした弁護士チーム、贈収賄の容疑で勾留されている壮一郎の検察チーム、2つのストーリーで構成されている。今回のストーリーが見事なのは、弁護士チームだけで完結していたと思われた回送列車の脱線事故の弁護が、知らず知らずの間に壮一郎のヒントによって解決に導かれていたということだ。

 壮一郎にとって邪魔な存在である脇坂博道(吉田鋼太郎)は、横浜地検に所属していた当時、鉄道会社の過重労働、列車の不備を見過ごしていた。それを壮一郎は掴み、事件解決と同時に真実を明らかにさせるため、林に力添えを頼んだ。「やってもらいたいこと」というのは、死亡した運転士の遺族に杏子を弁護士として紹介することだ。

 壮一郎の恐ろしさは、自身の判決が有利に運ぶためなら、手段を選ばないことだ。壮一郎は面会にやってきた杏子に、子どもが小さかった頃の思い出を話し、結果それが事件を解決に繋げるヒントになっていた。面会室で初めて夫と笑い合い、「もう一度、夫と向き合ってみようと思ってる」と誓った杏子は、壮一郎の魂胆を知り、愕然とする。

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