「サトシってホントかわいいよな」 『家売るオンナの逆襲』松田翔太が引き出す千葉雄大の愛らしさ

松田翔太が引き出す千葉雄大の愛らしさ

 松田翔太演じる留守堂謙治が加わったことで、物語の展開に厚みを増した『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)。“三軒家万智研究家”と名乗る留守堂が、どうして万智(北川景子)が落とそうとする客ばかり狙うのかは謎のまま、第4話で万智から勝利を得た。そして一方の留守堂に想いを寄せる足立聡(千葉雄大)の切ない恋心が描かれた。

 足立と留守堂の出会いは、趣味であるフェンシングの場。前作の『家売るオンナ』では、課内ではエース社員、あだ名は「(足立)王子」と完璧人間で、憧れの的だった足立。そんな負けなしだった足立が、留守堂にフェンシングで負けたこと、そして彼から受けた優しさをきっかけに、憧れを抱いていった。

 第4話では、「働き改革」で残業時間に制限が設けられ、足立は思うように仕事への情熱を注げずに葛藤していた。すると足立のもとに、留守堂から「一戦交えたい」と誘いが届く。足立と剣を交わし合った留守堂は「聡ってホントかわいいよな。迷いが剣先に出ちゃってるんだから」と、足立の胸の内を見透かしていたのだ。

 自分の悩みを言い当てられ、足立はさらに留守堂に惹かれていく。別の日に2人は息を切らしながら再び剣を交わし、足立は留守堂がいつもよりも果敢に攻めてきたことに喜びを感じていた。留守堂のおかげですっかり元気を取り戻していた足立は、積極的に「どうしたんですか? すごく情熱的だったから」と投げかける。すると、留守堂から「明日は戦いの日だからかな」と告げられる。

足立「誰と戦うんですか?」
留守堂「愛する人と」
足立「それはもちろん女性ですよね?」
留守堂「そうだよ」

 恐る恐る、留守堂の真意に迫っていった足立は、またしてもすっかり意気消沈。翌日のテーコー不動産の朝礼には、珍しく「今日はアポありません」と仕事に対しても消極的で肩を落とす足立の姿があった。そして、万智が留守堂に敗れたことを知った足立は「ケンジ……」と零す。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる