60年代ファッションに身を包んだディカプリオ タランティーノ最新作メイキング写真公開

タランティーノ最新作メイキング写真

 クエンティン・タランティーノ監督最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』より、3月27日生まれのタランティーノ監督の56回目の誕生日を記念して、メイキング写真が公開された。

 『ヘイトフル・エイト』から4年ぶりとなるタランティーノ監督9作目の長編作となる本作では、『ジャンゴ 繋がれざる者』 でタランティーノ監督作初出演となったレオナルド・ディカプリオと、『イングロリアス・バスターズ』で同監督作初主演を果たしたブラッド・ピットの2大スターが共演する。

 舞台は、1969年のロサンゼルス。詳しいストーリーはまだ明かされていないが、ハリウッド黄金時代の最後の瞬間を、タランティーノ製作、脚本、監督で描いた本作は、タランティーノが、実際に自分が育った当時のハリウッド、そしていまや失われてしまったハリウッドを、郷愁とリスペクトを込め、5年の歳月を費やして脚本を執筆した。

 初出しのメイキング写真では、ディカプリオとタランティーノの姿が。煙草を吹かすディカプリオと遠くを見つめるタランティーノの様子からは、2回目のタッグという気心知れた2人の間に漂うどことなくリラックスした空気を感じ取ることができる。

 また、『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』で第90回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたマーゴット・ロビーが、今回はタランティーノ映画の新しいミューズに選ばれた。先日公開された予告編では、輝くようなブロンドと、60年代ファッションに身を包んだ姿を披露している。そのほか、50年以上のキャリアを誇るオスカー俳優アル・パチーノ、『ヘイトフル・エイト』のブルース・ダーンらハリウッドの重鎮を筆頭に、『アイ・アム・サム』のダコタ・ファニング、『X-MEN』シリーズのジェームズ・マースデン、『レザボア・ドックス』『ヘイトフル・エイト』のティム・ロスとマイケル・マドセン、『デス・プルーフ in グラインドハウス』『ヘイトフル・エイト』のカート・ラッセルなどタランティーノ作品おなじみの面々も。さらに、『イントゥ・ザ・ワイルド』のエミール・ハーシュ、『ダイ・ハード 4.0』のティモシー・オリファント、『オーシャンズ8』のダミアン・ルイスらが脇を固めている。


■公開情報
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
今秋、全国ロードショー
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ルーク・ペリー、アル・パチーノ、ブルース・ダーン、ダコタ・ファニング、ジェームズ・マースデン、ティム・ロス、マイケル・マドセン、カート・ラッセル、エミール・ハーシュ、ティモシー・オリファント、ダミアン・ルイス
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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