横浜流星、菅田将暉、坂口健太郎……ブレイクのきっかけに“派手な髪色”あり?

横浜流星、正真正銘の“無敵ピンク”に

 ピンク髪で『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)に出演し、一躍ブレイクを果たした横浜流星。ドラマ内では、“無敵ピンク”と称されたが、その大人気ぶりから、もはや現在の彼にも当てはまる言葉だろう。

 横浜は、若手俳優の登竜門である戦隊ヒーロー出身(『烈車戦隊トッキュウジャー』)の俳優だ。持田あきによるドラマ原作コミックのキャラクターを忠実に再現するために、髪をピンク色に染めた。ピンク髪は物語においても重要なポイントであり、由利匡平というキャラクターを深掘りするためにも必要不可欠な要素。髪色を変えることは、キャラクターに視覚的に認識しやすい個性を与えることにも繋がっている。さらに横浜は、現在上映中の映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』でも赤髪を披露している。

『溺れるナイフ』(c)ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会

 遡ると、派手な髪色と共にブレイクを果たした俳優は数多くいる。『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)の主演を務めた菅田将暉は、映画『溺れるナイフ』のコウ役で金髪を披露。また、映画『ピンクとグレー』の釜山公開のタイミングで、タイトルに合わせて髪をピンク色に染め、菅田のイメージとマッチしていたこともあり大好評であった。さらに『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系)の主演を務めた坂口健太郎は、2017年のドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)のKEY/鍵谷春樹役で金髪姿を見せている。誠実そうな役の多い坂口が金髪にすると、どこか新鮮で新しい魅力があるように感じる。このように昨今の俳優は黒髪や茶髪で爽やかなかっこよさだけではなく、個性を重視するような奇抜なルックスにも挑戦している。

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