ジャッキー・チェン、『ザ・フォーリナー/復讐者』マーティン・キャンベル監督の手腕を絶賛

『ザ・フォーリナー/復讐者』監督の手腕

 5月3日に公開される『ザ・フォーリナー/復讐者』より、主演のジャッキー・チェンによるマーティン・キャンベル監督についてのコメントが公開された。

 本作は、『ラッシュアワー』シリーズや『ベスト・キッド』など大ヒット作を多数有し、2016年にはアカデミー賞名誉賞を受賞したジャッキーと、『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』でジェームズ・ボンドを演じたピアース・ブロスナンが共演したサスペンスアクション。音楽は、『ドライヴ』以降すべてのニコラス・ウィンディング・レフン監督作品の音楽を手がけているクリフ・マルティネスが担当した。

 ロンドンでレストランのオーナーとしてつつましい生活を送るクァン(ジャッキー・チェン)だったが、平穏無事な生活を送っていた中、突然たったひとりの高校生の娘が無差別テロに命を奪われてしまう。クァンは復讐の怒りに煽られ、静かに爆発していく。彼は犯人を探すうちに、北アイルランド副首相のリーアム・ヘネシー(ピアース・ブロスナン)にたどり着く。ヘネシーは、官僚としての仕事で過去に抱えた問題に脅かされていた。クァンの犯人を追うあくなき執念が、アメリカの特殊部隊出身であることを浮き彫りにしていく。そして2人の過去が次第に明らかになり、孤独な男たちの戦いは、想像もしない結末へと向かっていく。

 本作のメガホンを取ったのは、『007』シリーズの『007/ゴールデンアイ』『007/カジノ・ロワイヤル』を手がけ、ブロスナンとダニエル・クレイグのボンド襲名を請け負ったマーティン・キャンベル監督だ。ジャッキーはキャンベル監督について、「マーティン・キャンベルと初めて会ったとき、完璧に脚本を理解していることに驚いたんだ。マーティンは、ぼくが演じるクァンについて、細かいところまで把握していた。クァンがどういう外見で、どんな考えの人物かと。撮影が始まると、マーティンの現場での集中力にも驚いた。こういう監督と仕事をしたいと思っていた。18時間、ずっと現場にいるような監督は初めてだったよ。台本を読んだり、食事をしたり、すべて現場でやってしまうんだ! 携帯をいじっている姿さえ見たことがない。マーティンと彼の集中力には、ただただ尊敬の気持ちしかない。現場にいるマーティンは、20歳は若返っているね」と彼の映画に向き合う姿勢と情熱に絶賛のコメントを残している。

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■公開情報
『ザ・フォーリナー/復讐者』
5月3日(金・祝)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
出演:ジャッキー・チェン、ピアース・ブロスナン
監督:マーティン・キャンベル
脚本:デヴィッド・マルコーニ
製作:ジャッキー・チェン、ウェイン・マーク・ゴッドフリー、アーサー・M・サルキシアン、ケイ・キン・ハン、クレア・カップチャック、ジョン・ゼン、スコット・ランプキン、ジェイミー・マーシャル、キャシー・シュルツマン
音楽:クリフ・マルティネス
配給:ツイン
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公式サイト:https://the-foreigner.jp/

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