染谷将太、『なつぞら』初登場から視聴者を圧倒! 東洋動画に新風を巻き起こす存在に

染谷将太、『なつぞら』初登場から圧倒!

 グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』を自分たち兄弟になぞらえて提案したなつ(広瀬すず)。そんななつに、坂場(中川大志)は「これは君がつくるべき作品です」と言った。「そのために僕が必ず、この企画を通します」の宣言通り、企画は進み、なつたちの短編映画制作がはじまった。

 『なつぞら』(NHK総合)第87話で、坂場はまったく新しい提案をする。アニメーターの原画をもとにストーリーを膨らませようと言うのだ。プレゼンする坂場のまっすぐな目つきから、彼のアニメーションへの情熱が伝わってくる。そんな坂場の提案に、新人アニメーターの神地航也(染谷将太)は「面白い!」と力強く反応した。

 麻子(貫地谷しほり)は、仲(井浦新)に短編映画制作について相談する。坂場の演出方法に戸惑う麻子に、「(漫画映画の)原点をつくろうと思ってるんじゃないかな」と説く仲。麻子となつを原画担当にした理由については、「お互いに、いい刺激になると思うんだ」と答えた。

 原画をもとにストーリーを膨らませる会議の中で、なつは今までにない『ヘンゼルとグレーテル』の物語を提案した。堀内(田村健太郎)は否定的だが、神地は「面白い!」と力強く反応し、柔軟な発想で、なつの提案を膨らませていく。新人ながら、その場で躍動感のある絵を描きあげ、その場にいる人々を魅了する神地。「すごい、面白い!」と話すなつの表情はワクワクしている。麻子だけが不安げな表情を浮かべていた。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる