アンジェリーナ・ジョリー、“最恐ヴィラン”マレフィセントを語る 「共感できるキャラクター」

A・ジョリー、マレフィセントへの共感を語る

 10月18日に日米同時公開される『マレフィセント2』より、アンジェリーナ・ジョリーのコメントが公開された。

 本作は、ディズニー・クラッシック・アニメーションの金字塔『眠れる森の美女』に隠されていた、“禁断の呪い”が生んだ真実の愛の物語を描き、全世界で大ヒットを記録した『マレフィセント』の続編。前作で監督を務めたロバート・ストロンバーグに代わり、本作では『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のヨアヒム・ローニングがメガホンを取った。

 美しきヴィランのマレフィセントは、プリンセスであるオーロラ姫に“永遠の眠りにつく呪い”をかけた悪役にも関わらず、誰もが感情移入してしまい共感を呼ぶキャラクターだ。マレフィセントを演じたジョリーはその理由について、「マレフィセントは邪悪であることを楽しんでいるけれど、どこか完璧じゃない部分があるの。だからこそ彼女を演じる時に一番大切にしたことは、“親近感”だったわ」と演技の秘密を告白。今やマレフィセントはディズニーリゾートのショーでもお馴染みの存在であり、ディズニーヴィランズの中でも圧倒的人気を誇るキャラクターとなった。

 ジョリー演じるマレフィセントは、オーロラ姫に真実のキスでしか目覚めない“永遠の眠り”につく呪いをかける最恐の悪役。しかし、実は現国王のステファンと恋に落ちるが裏切られ、永遠の愛を信じられなくなってしまったという悲しい過去があり、最恐ヴィランになった事実に世界中から共感の声と感動の涙を誘った。マレフィセントを演じたジョリーは、「マレフィセントは裏切りによって打ちのめされて優しい心を失ってしまうけれど、オーロラ姫への愛情に気付き人間性を取り戻すの。ヴィランだけど優しい心があって共感できるキャラクターなのよ。少し悪い所もあるけれど、実はとてもユーモアに溢れていて、私にとってもマレフィセントを演じたことは感動的な経験になった。あらゆる観客が共感できる深いテーマがあったの」と振り返り、ただの悪の存在ではなく多くの共感を集めたマレフィセントの魅力を力説。

 そんなマレフィセントは前作で、エル・ファニング演じる美しいオーロラ姫と真実の愛を見つけたはずだったが、本作では“めでたしめでたし”では終わらない『眠れる森の美女』の新たな伝説が描かれる。オーロラ姫は前作で結ばれたフィリップ王子とめでたく結婚することに。しかし、フィリップ王子の母イングリス王妃が仕掛けた“罠”によって、マレフィセントとオーロラ姫の絆が引き裂かれ、究極の愛が試されることになる。

 前作に続きマレフィセントを演じるジョリーは、「マレフィセント役は本当にすっと役に戻れるの。最恐ヴィランと言われている役だから良いことか悪いことか分からないけれど(笑)。でもある意味、自分自身と変わらないキャラクターだからすぐに役に入れるんだと思う。マレフィセントでいたいなという気持ちをずっと持っていたのよ」と再びマレフィセントを演じる心境を明かしている。

■公開情報
『マレフィセント2』
10月18日(金)全国ロードショー
出演:アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、ミシェル・ファイファー
監督:ヨアヒム・ローニング
製作総指揮:アンジェリーナ・ジョリー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/maleficent2.html

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