『ジョン・ウィック:パラベラム』の寿司ニンジャ マーク・ダカスコス新場面写真&コメント公開

『ジョン・ウィック』M・ダカスコス新写真

 10月4日に全国ロードショーされる『ジョン・ウィック:パラベラム』より、マーク・ダカスコス演じる最強の刺客・ゼロの新場面写真とダカスコスのコメントが公開された。

 本作は、キアヌ・リーブスが主演を務めるアクション映画『ジョン・ウィック』シリーズ最新作。裏社会の聖域・コンチネンタルホテルでの不殺の掟を破った伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。全てを奪ったマフィアへの壮絶な復讐の先に待っていたのは、裏社会の秩序を厳守する組織からの粛清だった。1,400万ドルの賞金首となった男に襲いくる、膨大な数の刺客たち。満身創痍となったジョンは、生き残りをかけて、かつて“血の誓印”を交わした女、ソフィアに協力を求めモロッコへ飛ぶ。しかし、最強の暗殺集団を従えた組織は、追及の手をコンチネンタルホテルまで伸ばしていた。

 殺し屋達の聖域・コンチネンタルホテルで、不殺の掟を破った“伝説の殺し屋”ジョン・ウィックは、裏社会の頂点に立つ闇の組織・主席連合によって1,400万ドルの賞金がかけられ、全世界のターゲットとなってしまう。主席連合よりジョン抹殺の命を授かった裁定人(エイジア・ケイト・ディロン)は、有能暗殺者リスト1位の男へ暗殺を依頼することに。その男とは、表の顔は寿司屋「平家」の板長、裏の顔はニンジャ軍団を率いる最強の暗殺者・ゼロ。同じ殺し屋として、裏社会の伝説として語り継がれるジョンのことをリスペクトするゼロは「興味がある、とても」と依頼を快諾。最強の名に偽りなく、仲間のニンジャたちとともにジワジワとジョンを窮地へと追い詰めていくゼロはどこか楽しげな様子。どうやらゼロはジョンの大ファンでもあるようで、劇中では長年、憧れの存在だった本人を前に「あんた、期待通りだよ」と思いの丈を語る場面も。

 そんな現役最強の殺し屋かつJWフリークでもあるという、個性的なキャラクターを本物の格闘家に演じてもらうことを望んだ製作陣が大役に抜擢したのがダカスコスだ。空手とカンフーのチャンピオンであり、様々な武術に精通するダカスコスは、『DRIVE 破壊王』『ジェヴォーダンの獣』などのアクション映画に出演し、近年では人気海外ドラマ『Hawaii Five-0』『エージェント・オブ・シールド』に出演するなど俳優として活躍を続けている。プロデューサーのベイジル・イヴァニクは、「マークはすごい格闘家でアクションの振り付けをすぐに覚えたんだ。それだけでなく笑いのセンスも持ち合わせていて、ちょっと変わった悪役にぴったりだったよ」と期待通りのアクションを披露してくれただけでなく、個性的なキャラクターの魅力も引き出してくれたと語る。

 ダカスコス本人も、「ゼロは控え目に言ってクレイジーだから、彼の戦闘スタイルにもその点を取り入れたんだ。スムーズだったり激しかったり、リズムがないように。チャド(・スタエルスキ監督)はこの方向性を理解してくれたよ。体の動きで性格を表現できるのは楽しいね」とアクションの振り付けにキャラクターの特徴を反映させる、格闘家ならではのアプローチを明かしている。

 また、ダカスコスは1990年代に人気を博した日本のバラエティ番組『料理の鉄人』のアメリカ版『アイアン・シェフ・アメリカ』に出演し、日本版で主宰を務めた鹿賀丈史の甥という設定で同役を担っており、寿司職人としての表の顔を持つゼロとの繋がりも。美食アカデミーから主席連合へと所属を移し、アイアン・シェフ主宰から寿司ニンジャへと転身を遂げたダカスコスの本格アクションにも注目だ。

■公開情報
『ジョン・ウィック:パラベラム』
10月4日(金)全国ロードショー
監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーブス、ハル・ベリー、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン、マーク・ダカスコス、アンジェリカ・ヒューストン
配給:ポニーキャニオン
2019年/アメリカ/R15/原題:John Wick: Chapter 3 – Parabellum
(R), TM & (c)2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
公式サイト:http://johnwick.jp/

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