『ターミネーター』新作出演の決め手はキャメロンの直談判!? シュワルツェネッガーが明かす

『ターミネーター』シュワちゃんコメント

 11月8日に全国ロードショーとなる『ターミネーター:ニュー・フェイト』。主演を務めたアーノルド・シュワルツェネッガーのコメントが公開された。

 1984年に第1作がジェームズ・キャメロンの監督・脚本で製作され、大ヒットシリーズとなった『ターミネーター』。その最新作となる本作では、アーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンが再タッグを組み、伝説の生みの親でありながら、シリーズ最大のヒット作『ターミネーター2』以降、シリーズへの直接的な関与がなかったキャメロンが製作に復帰。さらに、『デッドプール』のティム・ミラーがメガホンを取り、『ターミネーター2』の正統な続編を描く。

 一度は回避したと思われた人類滅亡の日“審判の日”。だが、その危機はまだ終わってはいなかった。人類の命運を握る少女を守る謎の戦士グレースと、少女の命を狙う凶悪に進化を遂げた最新型ターミネーターREV-9との壮絶な攻防、そして彼らの前に現れる、サラ・コナーとT-800。人類と地球の未来をかけた壮絶な戦いの火ぶたが、再び切って落とされる。

 この度、『ターミネーター』シリーズの顔である、T800型ターミネーターを演じているシュワルツェネッガーが、本作への出演の決め手を明かした。

 『ターミネーター』シリーズ全てに出演しているシュワルツェネッガーは、今回の出演に関してまず最初にシリーズの生みの親であるキャメロンから直談判があったと明かす。キャメロンから直接「このシリーズを守りたい。これは僕にとって凄く大事なシリーズだから」と伝えられたシュワルツェネッガーは、「僕にとってもこれはすごく大事だよ」と言葉を交わしたという。

 振り返ること35年前、やはりキャメロンはシュワルツェネッガーの元に出向き、直接の出演交渉をしたという。シュワルツェネッガーは「ジム・キャメロンが来て、“『ターミネーター』に出てほしい。ターミネーターを演じてほしい”と言った。その瞬間から、僕の人生は変わったんだ」と当時を振り返った。今や映画界の巨匠となったキャメロンだが、当時はまだ駆け出しの若手監督であり、シュワルツェネッガーはすでにメジャー作品の主演を経験し、世間にも名が知られる存在だった。そんなシュワルツェネッガーに出演オファーをし、お互いの才能をぶつけ合って作り上げた『ターミネーター』のヒットをきっかけに、キャメロンは超売れっ子となり、シュワルツェネッガー自身も大ブレイクを果たしてアクションスターとしての地位を決定的なものにした。お互い大御所となった今でも、二人をスターダムに押し上げた『ターミネーター』の時と変わらぬ、キャメロンからの直談判が今作への出演 の決め手となったのだ。

 「『僕はターミネーター中毒』なんだよと」語るシュワルツェネッガーだが、一方のキャメロンも、今作の参加には、「僕には一つだけ贅沢な要望があった。もし僕がやるなら、『アーノルドに出てもらいたい』ということだった」と語っている。

 さらに、本作についてシュワルツェネッガーは「今作の素敵なところは、ジム本人がストーリーを書いたところだ。今作について話を聞かせてくれた時から、ジムは、『これは最も恐ろしい映画になる。同時に、最高のヒーロー映画にもなる』と言っていた」と話している。

■公開情報
『ターミネーター:ニュー・フェイト』
11月8日(金) 全国ロードショー
製作:ジェームズ・キャメロン
監督:ティム・ミラー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータ
配給:20世紀フォックス映画
(c)2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/terminator/index.html

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