木村拓哉と玉森裕太、『グランメゾン東京』撮影シーンの“ウニの下処理”で意気投合?

木村&玉森、“ウニの下処理”に「痛い」

 日曜劇場『グランメゾン東京』(TBS系)の第一話試写会&制作発表会見が16日、都内で行われ、木村拓哉、鈴木京香、玉森裕太、尾上菊之助、及川光博、沢村一樹が登壇した。

 ドラマの主人公は、型破りなフランス料理のシェフ・尾花夏樹(木村)。尾花は料理に人生をかけ、フランス・パリに自分の店を持ち二つ星を獲得するが、己の慢心から招いた重大事件によってその座を追われ、店も仲間もすべて失ってしまう。そんな尾花が女性シェフ・早見倫子(鈴木)との出会いを機に、もう一度シェフとして生き直そうと再起。周囲と衝突しながらも、世界最高の三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘する姿を描く。

木村拓哉

 ドラマはすでに3話まで撮り終えているといい、木村は「着々といろいろなお皿に僕らは手を付けていますので、出来上がったものを最後までじっくりみなさんに楽しんでいただけたら」と挨拶。鈴木は「今、日本で一番うらやましがられている女は私だなと実感しながら仕事しています」とほほえみ、「キャストだけではなく、スタッフさんにも感謝していますし、最高の現場」と感慨深げだった。

 作品には数々の料理シーンが描かれ、その苦労について聞かれた木村は「大変なのはスタッフさん。匂いが伝わらないテレビドラマの中で、これ絶対おいしいんだろうなっていう想像を膨らませる映像を撮ってくれる」と謝意。かたやパリで撮影された手長エビ料理を振る舞うシーンでは“16人前”作ったと打ち明け、「あとで、スタッフでおいしくいただきました」とおどけてみせた。

玉森裕太

 ホテルの最年少料理長を演じる玉森は、これまで料理をあまりしてこなかったといい、「手慣れてる感というか、料理をやっている仕草とかはごまかせない。撮影に入る前に、どれだけ料理と向き合って、包丁やフライパンに触って実感できるかを課題にして、自分なりに努力しました」としみじみ。第一話ではフワフワのオムレツを作るシーンがあり、及川が「すごいオムレツうまかったじゃん!」と称えると、「緊張したんですよ!」と玉森。だが同シーンには彼女が登場するため、木村からは「後ろからね、彼女がね。そういうシーンがあるの、一人だけだよ」と、愛あるイジりを受けていた。

沢村一樹

 また沢村は木村の胸ぐらを掴むシーンを振り返り、「痕、付いてなかった?」と心配そう。それを受けた木村は「沢村さんから“お風呂に入って全部脱いだら、僕の手がくっきりついているから”って言われて。本当についてるのかなと思ったら……本当についていました」と、白い歯をチラリ。撮影はフランス大使館でも行われ、木村は「その現場だからこそ感じられる空気や緊張感がある。尾花のことを取り押さえていたポリスは、本当のフランスの警官です。だから、すっごい捕まえるのが早いんですよ」と語り、「なんでコイツ、こんなに上手いんだろって思ったら“僕は本当に警官です”って」と大使館ならではの撮影エピソードを明かした。

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