Kis-My-Ft2 藤ヶ谷太輔、「シンドラ」初のラブストーリーで主演に ヒロイン役は奈緒

藤ヶ谷太輔、シンドラで主演に

 藤ヶ谷太輔が2020年1月クールの月曜深夜ドラマ『やめるときも、すこやかなるときも』(日本テレビ)で主演を務めることが発表された。

 本作は、窪美澄の同名長編小説を実写化する、日本テレビ深夜ドラマ「シンドラ」第11弾にして初のラブストーリー。「シンドラ」初出演となる藤ヶ谷は、繊細な手先で真摯に家具に向き合う家具職人・須藤壱晴を演じる。また、ヒロインとして、広告制作会社のOL・本橋桜子役を奈緒が務める。脚本を『ストロボ・エッジ』の桑村さや香が、演出を『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)の小室直子が担当する。

 家具職人である須藤は、真摯に仕事に取り組むも、師を越える新しい作品が作れず、職人として伸び悩んでいた。そんな彼と出会ったのは、仕事面では自立しているものの、恋愛がからっきし上手くいかない広告制作会社のOLである本橋だった。惹かれ合い、心を通わせていくように見えた2人だが、互いにまだ打ち明けていない、心の傷を抱えていた。須藤は、大切な人の死が忘れられず、十二月のある時期になると一週間ほど声が出なくなる“記念日反応”という症状を抱える一方、父の会社が倒産し、ずっと家計を支えてきた桜子は、早くこの現実から解放されたいともがいていたのだ。相手を想う純粋な気持ちだけでなく、「自分のため」に恋愛を始める、壱晴と桜子。一生を添い遂げるとは、互いの荷物をともに背負うことだと気付いた時、恋愛はどこに向かうのか。彼らが選ぶ人生とは。

 なお、本作は、「シンドラ」初となるGEM(香港・タイ・インドネシア・カンボジア・フィリピン・シンガポール・ミャンマー・モルディブ)8つの国と地域で、日本との同時期放送となる。海外版のタイトルは『Us Forever』に決定した。

 また、シンドラ公式YouTubeチャンネルでは、藤ヶ谷からのスペシャルメッセージも公開されている。

 出演が決定した藤ヶ谷と奈緒からは、コメントが寄せられている。

コメント一覧

藤ヶ谷太輔

「シンドラ」は、以前Kis-My-Ft2のメンバーもお世話になっていて、エッジの効いた作品も多かったので、ラブストーリーと聞いて驚きました。
恋愛ドラマというと、綺麗だったり、胸キュンが多いと思っていたのですが、今回はリアルな人間模様やモヤモヤした気持ちが丁寧に描かれていて、よりチーム感が大切になる作品だと思っています。
僕が演じる須藤壱晴は、僕と同じ30代で、職種こそ違いますが、自分自身の葛藤や、仕事に対する考え方など共感できる部分が多くあります。
壱晴は、一見何を考えているかわからない不思議な人ですが、僕自身はそこが好きで、一番の魅力だと思っています。
彼の魅力を崩さず、丁寧に自然体で演じたいと思います。
ドラマを通じて、壱晴だけでなく、僕自身も人としてもう1歩、2歩と、ステップアップしていけたらと思います。
今回、アジアに向けて発信するということで、僕たちもグループの活動の中でアジアに視野を向けているので個人の挑戦とグループにも貢献できたらいいなと思っています。エンタメの一つとして楽しんでいただけたら嬉しいです。
この作品は、決してキラキラしているだけではなく、仕事や年齢、人間関係など男女問わず共感してもらえるような要素が散りばめられています。良いところも悪いところも、リアルに人間らしく描きます。
どの役でも、どの言葉でもいいので、この作品を観ていただいて、皆さんの中で、何かのきっかけになったらいいなと思います。多くのメッセージが込められている作品になるので、
是非たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。

奈緒

『よるのふくらみ』を読んでから、いつかご一緒したいと思っていた窪美澄さん原作の作品に参加させて頂ける事が本当に幸せです。
今回の原作を読ませて頂き、王子様でもお姫様でもない2人の恋に私自身が希望をもらいました。素敵なドラマになる予感がしています。
本橋桜子さんという人は、問題を抱え大きなコンプレックスとひずみの中で自分だけでは乗り越えられない壁に囲まれながら、息苦しさを抱えて生きている女性だと思います。
原作を読み、桜子さんの中に今までの自分を見つける瞬間がたくさんありました。
癒えぬままの傷を抱えた壱晴さんと、ずるさや弱さを持ったヒロイン。
この物語の中のどの瞬間も、その時の2 人を肯定しながら演じたいです。
陰の部分だけでなく、脚本で描かれている壱晴さんの不思議な柔らかさと魅力、そして桜子さんのほっとけない愛らしさは現場で素直に楽しみたいと思います。
現実の恋はキラキラすることばかりじゃないけれど、リハビリから始まるような2 人の恋によって、皆さまの心に希望の波紋が広がりますように。是非観てください。

■放送情報
『やめるときも、すこやかなるときも』
日本テレビにて、2020年1月20日(月)深夜24:59スタート(Huluでも配信)
出演:藤ヶ谷太輔、奈緒
原作:窪美澄『やめるときも、すこやかなるときも』(集英社文庫刊)
脚本:桑村さや香
演出:小室直子
音楽:赤い靴
編成企画:田中宏史、川口信洋
チーフプロデューサー:福士睦
企画プロデューサー:⻑松谷太郎
プロデューサー:能勢荘志、高橋淳之介(「高」の正式表記はハシゴダカ)、松山雅則
制作プロダクション:トータルメディアコミュニケーション
製作著作:日本テレビ、ジェイ・ストーム
(c)NTV・J Storm
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/tomoniikiru/
公式Twitter:@tomoniikiru_ntv
公式Instagram:@tomoniikiru_ntv

 

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