『Apex Legends』のバトルパスに関する情報がリーク チーターとの戦いはますます激化……

『Apex Legends』バトルパス情報がリーク

 先月リリースされ、名実ともに「フォートナイト・キラー」としての地位を確立したバトロワゲーム『Apex Legends』のバトルパスに関する情報がリークされた。近日中にもバトルパス制が開始されると見られており、ますます『フォートナイト』との競争が激しくなる一方で、もうひとつの戦いも激化している。

購入額に応じて異なったバトルパスを用意か?

 eスポーツ専門メディア『Dexerto』は10日、『Apex Legends』のバトルパスに関するリーク情報を報じた。バトルパスとは、シーズンと呼ばれるゲームの開催期間のあいだに獲得可能なすべてのアイテムを入手可能とする、アイテム購入システムのことである。バトルパスの購入によってゲームを有利にプレイできるわけではないが、一部のアイテムはバトルパスを購入しないと入手できないようになっている。『Apex Legends』におけるシーズン1の開始時期はまだ正式に発表されていないが、基本プレイ無料の同ゲームの主な収入源となると見られている。

 報じられたリーク情報は、ソースコードにアクセスしたハッカーによって発見された。発見された情報のなかには、「購入」ボタンや「報酬」といったバトルパスを連想される名称のファイルがあった。そうしたファイルのなかには、バトルパス専用のスキンやロビー画面に関するものも含まれている。さらには「バトルパスのステータス」という記述もあるため、購入額に応じてバトルパスに区別が生じることが推測される。

 また同メディアは8日、バトルパスとは異なるリーク情報を報じている。このリーク情報もハッカーから得られたものなのだが、フレームスローラー(火炎放射器のことか)とリモート・ターレット(遠隔操縦できる砲塔か)と記述されたファイルが発見された。特筆すべきはNPCに関する記述だ。NPCは銃器と接近戦用武器を装備できることからバトルに参戦できるキャラクターであることが判明しているが、プレイヤーに敵対するものかどうかといった詳細までは不明だ。

eスポーツチームも続々参戦

 『Apex Legends』はリリースから1週間でプレイヤー数が2,500万人を超えたと報じられているのだが、ゲームメディア『VG247』が10日に公開した記事によると、海外有名ゲーム実況サイトTwitchの2月における月間視聴者数は同ゲームがフォートナイトを抜いて1位となった。フォートナイトは2月に月間視聴者数でトップを飾れなかったために、連続月間視聴者数トップが11ヶ月で途絶えた。

 テック系メディア『The Verge』は、10日、『Apex Legends』が人気なことからeスポーツチームが続々と同ゲームに参戦していることを報じた。同ゲームへの参戦の動きは、個々のeスポーツチームだけにとどまらない。eスポーツチームをオーガナイズすることを専門にしている団体Team Liquidも、FPS『コール オブ デューティ ブラックオプス4』のプレイヤーを同ゲームに割り振ったというのだ。

 こうした盛り上がりに対して、同ゲームの開発元Respawnはeスポーツ活動をサポートする予定がある、とコメントしている。しかし、サポートの具体的な内容は不明である。

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