頭脳派YouTuber・はなおがNHKでやりたい放題!? ドッキリ企画からの急展開に注目

 頭脳派YouTuberとして人気を広げている「はなお」が、なんとNHKグループと協力したドッキリ動画を公開した。ターゲットは、はなおと共同で動画を作っている「でんがん」だ。

 でんがんには「NHKエンタープライズの企画会議」と伝えており、はなおと2人で会社を訪問することに。「YouTuber」という存在は昨今で一般的なものになってきたが、「テレビ」というメディアにはまだまだ浸透し切っているとは言い難いなかで、さらに相手は天下のNHKグループ。当然、でんがんは緊張の面持ちだが、実際に打ち合わせが始まると、NHK側のありえないほど過剰なおもてなしが始まる、というドッキリだ。

 会議室に入ると、NHKの社員2人が出迎える。2人は「若者のテレビ離れがあり、その若者たちが見ているのはYouTubeである」と持ち上げ始めるが、はなおはいきなり『NHKは教育系が多いが僕らは「性教育」の分野だ』などと、際どいワードを出す。思わず困惑するでんがんだが、なんと社員2人はそれを好意的に受け入れ、はなおの動画も全て見ているとさらにヨイショしていくのだ。

 さらに、「お茶をどうぞ」と言って部屋に入ってきたのは、高級店のウェイターのような格好の2人。ティーカップの紅茶出し、「メルボルン産の高級茶葉」だと言う。違和感を覚え始めるでんがんだが、その後もNHKの神対応は続く。ついに本題の番組企画会議へと進むと、その後もはなおの出す様々な無茶な提案がするする通っていく。NHKのニュースをパロディにしたような、悪ふざけ的な企画を提示しても、相手は「許可は取れる」と断言する。

 さらにNHKの名作『ざわざわ森のがんこちゃん』のタイトルをもじって『ざわざわ都会の柔軟ちゃん』というどうしようもない企画を提案すると、「尖り具合はそのくらいがちょうどいい!」と即座に受け入れられる。そうこうしていると、突然ウェイターからワイングラスが差し出され、フランス・ボルドー産2012年物の赤ワインが注がれることに。会議中にもかかわらず、はなおとでんがんはワインで乾杯ーーと、ドッキリはエスカレートしていく。

 続けて、はなおが過去に『行く年(とし)来る年(とし)』をもじった『行く年(ねん)来る年(ねん)』という動画を公開したことがあることから、実際に『行く年(ねん)来る年(ねん)』と番組を呼ぶのはどうかと提案。さらには『ざわざわ森のがんこちゃん』が恐竜をモチーフにしていることから、「『ざわざわ都会の柔軟ちゃん』は、人に進化するために一度氷河期を迎えたい」など、適当な発言を連発。さらには最後は草を食べてみたとかどうですか、と言い出す始末で、でんがんは終始、気が気ではない様子だ。

 そんななかでもNHK側は、「若者は見るんじゃないか」と肯定し続ける。さらに「お腹がすいていませんか?」との言葉の後に出てきたのは、神戸牛のフィレステーキ。ワインとステーキを楽しみながら、会議の内容はさらに過激になっていく。NHKの番組名『おかあさんといっしょ』をもじって『おじさんといっしょ』という番組をやるのはどうか、などなおも無茶な企画を言い続けるはなお。かなり失礼な提案にも関わらず、すぐに採用するNHK。さすがにでんがんも、笑いが隠せなくなってくる。

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