ほのばびの“真っ直ぐな想い”届かず……ゆいと巡る三角関係に終止符 『オオカミちゃん』第4話

『オオカミちゃんには騙されない』第4話レビュー

 AbemaTVが放送するオリジナル恋愛リアリティーショー『オオカミ』シリーズの最新作である『オオカミちゃんには騙されない』の第4回目が、8月4日に放送された。男女10人が本気で恋をする様子を追った本作。モデルやインフルエンサーなど話題の人物が恋愛をするリアルな模様が、いま話題となっている。

 第4話ではゆいと(竹内唯人)の太陽LINEが波乱を起こす。太陽LINEデートで、あいり(杉本愛里)を誘ったゆいとは二人きりでデートを楽しんでいた。しかし後半、突然いと(宮瀬いと)とほのばび(浪花ほのか)が現れ、ゆいとがいま誰を好きなのか、決断を迫る。

 初めて船の上で話した時から、これまでずっとゆいとに一途な想いを寄せてきたほのばび。ゆいととツーショットになれる場所には積極的に参加し、ゆいとが好きだということを公言もしていた。ゆいと以外には目もくれず、ひたすら真っ直ぐにアピール。しかしゆいとはそれに対して、喜びはするものの、応えるような言動は見せずにいた。ゆいとの本命は、あいりだったのだ。第一印象から気になり、赤いブレスレットもあいりに渡していたゆいと。さらにアプローチを仕掛けるべく、太陽LINEも使った。デート中に写真を撮るときはぴったりと寄り添い、あいりが向ける好意にわかりやすくにやけるなど、ゆいとの気持ちは今まで以上にはっきりと表面に出ていて、視聴者から見てもわかるほどである。

 はじめこそアトリエに来ていたほのばびだが、二人の動向が気になって、後半からは太陽LINEデートに参加。そしてほのばびは、いてもたってもいられず、ゆいとに「ここで決心つけようと思って。これからもあいりちゃん一途って感じなら、違う人との恋愛を頑張ってみようかな」と告白する。ゆいとは「あいりなのかばびちゃんなのか、自分の中で気持ちがはっきりしていなかったから、(太陽LINEで)あいりと一度話してみて、自分の気持ちに正直になれたら、ばびちゃんに話そうと思っていた」と明かした。

 しかし、この言葉だけでは、ほのばびの気持ちは収まらない。「だからどうなの?」とはっきりとした答えを求めて詰め寄る。ゆいとは悩みつつも、「一旦は、俺のことを諦めて新しい人を探そう」と苦渋の決断をし、伝えた。それを聞いたほのばびは「ばいばい、いってらっしゃい」と明るく振る舞い送り出すも、ゆいとが去ったあと、静かに涙を流す。

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