フィッシャーズ・シルクロード&ンダホが節目の25歳に “メンバーカラー”から2人の魅力に迫る

 7人組の人気YouTuber、フィッシャーズのリーダー・シルクロード(シルク)と、音楽活動を牽引するンダホがこの8月、節目となる25歳の誕生日を迎えた。若年層を中心に絶大な人気を誇り、メインチャンネルの登録者は570万人を超えるフィッシャーズ。紛れもなくその屋台骨を支えているシルクとンダホの魅力について、本稿では「メンバーカラー」から考察してみたい。

 YouTuber業界の中でも際立ったリーダーシップと、高い身体能力を持つシルク。そして、(寝起き以外は)いつでも穏やかな空気でファンをなごませ、甘い歌声でもファンを魅了しているンダホ。キャラクターも見た目も対照的に思える2人だが、メンバーカラーはシルクが赤、ンダホは黄色と、ともに暖色系で、これが極めてしっくりときている。

 シルクは理知的でクールな面もあるが、そのイメージの大部分を占めるのは、やはり戦隊モノのリーダーカラー・赤につながる「熱さ」だ。フィッシャーズが夢に向かって全速前進する動力源、真っ赤に燃えるエンジンはシルクであり、どれだけのファンの思いがそこに乗っかっても、まったくブレないパワーがある。若いファンも多いなかで、間違っていることは間違っているときちんと伝える、誠実さと厳しさを持っており、一方で羽目を外すときには視聴者の爆笑を誘う思い切りのよさもあって、真夏の太陽のような強いキャラクターだと言えるだろう。

 一方、ンダホのメンバーカラーは黄色。これがしっくりくるのは、ンダホが「キレンジャー」のイメージ、つまり“食いしん坊の三枚目キャラ”だからではない。ンダホがフィッシャーズにもたらしているのは、穏やかで優しい”明るさ”だ。動画にオチをつけるためには笑顔で”笑われ役”を務め、シリアスな空気になりがちな「ケンカドッキリ」のような場面でも、本気で心配している純粋さにファンがなごむ。同時に、ンダホが作る楽曲はいつでも優しさに溢れており、シルクが「真夏の太陽」なら、「春の陽光」とも言うべき、柔らかな存在感がある。

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